19日に発表された、日本医労連がまとめた、「勤務医の労働実態調査」は、あらためて「勤務医の労働の激しさ」を浮き彫りにしました。

アンケート調査によれば;

1)           96%の医師が、月3回、宿直を伴う連続32時間勤務。

2)           30%の医師が、月に一度も休日をとれない。

3)           32.7%の医師が、週の労働時間が65時間以上。

4)           月の平均時間外労働時間は、63.2時間。

5)           過労死ラインの80時間以上を超えたのは、31.2%の医師。

6)           休日を入れずに、連続勤務する日数の平均は、19.5日。

7)           休日で休んだ日数は、平均3.3日(週に1回もとれず)

8)           女性医師の97.9%が生理休暇をとれず。

9)           女性医師の20%以上が切迫流産を経験。

10)   女性医師の60%が「妊娠時の異常」を経験。

11)   40%医師が「健康不安・病気がち」、90%が「疲労を感じる」

12)   52.9%に医師が、「職場を辞めたく思う」

13)   90%の医師が、「医師不足」を感じている。

14)   医師確保のための方策(複数回答)では・・・

    「賃金や労働条件の改善」  85.8%

    「診療科の体制充実」    51.4%

    「看護師・コメディカルを充実して医療体制のレベルアップ」

                  44.6%

    「医療事故防止対策の充実」 41.8%

    「国や自治体、大学の対応の改善」

                  41.6%

こうした調査の中に、悲痛とも言える勤務医の叫びが聞こえてくるのです。

日本の医師は、「国際水準」でも最低12万人が不足しているのは、多くの方々から指摘されているところです。

政府は、「医療費抑制」のためだけに1980年代から「医師削減政策」を推進してきました。

こうした国の愚策の結果が、今日の「医師の絶対的不足」を招いてしまったのです。

医師不足による、「病院崩壊」「地域医療崩壊」に歯止めをかけるためにも

国は、「医師養成充実・増加路線」へ政策転換を図るべきなのです。

そして、それを現実のものにするために国と厚労省へ「医療費削減政策」ではなく「医療費増加政策」を取らせるべきなのです。

 今回の参議院選挙では、このことが一番の判断基準になるにではないでしうか。

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