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 こんな見出しが,フランスのクオリティマガジン,COURRIER Japon(クーリエ ジャポン、#30号)の表紙を飾っています。

 

130日付 ル・モンドより抜粋して以下のように述べています。

 

「実に深刻な問題です」
1
月に行われたダボス会議で、モルガン・スタンレー銀行の首席エコノミストであるスティーヴン・ローチは、先進国における中産階級の収入の伸び悩みは、
大きな失態だと断じた。

 

経済のグローバリゼーションは、誰にとっても有益なプロセスだと言われてきました。北(先進国)や南(途上国)に関わらず、
すべてのサラリーマンにとって有益だと。ところが、北では、持てる者である資本家だけが勝ち組になってしまったのです」

 

生産性が向上すると、賃金労働者はその恩恵を被(こうむ)るというのが、
通常のシナリオである。

 

ところが現在、この方程式は次第に崩れつつあり、その恩恵を被る人々の数が減ってきているのだ。

 

実際、米国では、中産階級でもとりわけ「中の下」に属する人々がこのサイクルからつまはじきにされている。

Eric Le Boucher

 

安価な労働力と世界的な規模での市場の獲得はグローバルな企業に史上最高の利益をもたらしました。

その結果、資本家や経営者、既に恩恵を受けている富豪により一層の富をもたらしています。しかし、その一方で膨大な貧困層を創りだししています。 

その格差は、縮まるどころか、拡大される一方なのです。

企業の得た利益が、労働者の賃金上昇には結びつかず、いつまでも安価な働き手として押さえつけられています。

しかし、現在問題になってきているのは、先進国の「中流ホワイトカラー」の行く末の暗さです。

彼らの仕事がオフショア(海外への業務委託)により、仕事そのものがなくなってくることがあります。

それだけではなく、経営者がオフショアをちらつかせて労働者の賃金を下げることがまかりとおっているのです。

安倍首相が、「経済成長の果実を国民へ・・・」等と言っているのは、海外の例から見ても決してあり得ないことなのです。

それだけでは間に合わず、「WE」までも導入して、「中流」からもとことん搾り取ろうとしているのですから・・・。

イギリスのフィナンシャルタイムズは、「グローバリザーションによる一番の犠牲者は先進国の中流層かもしれない。新興国に職を奪われ、経営者からは搾取される中流の暗黒時代がはじまった!」と叫んでいます。     



                    

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