政府税制調査会の本間正明会長が辞任となりました。国の進路に多大な影響のある税制のあり方を決める調査会の最高責任者でした。立場からして、「個人的なスキャンダル」だけではすまされない、倫理思想的欠陥があるのではないでしょうか。これでは、国の公職につくにはそもそも無理があったのです。ましてや、それを任命した安倍首相にも当然が及びます、明確な「反省の弁」を期待しています。
さて、石原都知事の都財政(都政と言っても良い?)の私物化は、豪華公用海外視察と四男の「家族重用」だけではありません。一度の海外視察では2000万円はゆうに超える費用が振る舞われていました。
一方、格差社会の中で、明日に生活をつなげるために、低賃金で働き続ける「ワーキングプア」が増えてゆく中での行状です。海外へ行く前に生活に苦しむ都民の実態を視察し学ぶべきだはないでしょうか。
爆笑問題との討論番組以降、私は感じていましたが、まだまだ私物化の実例が出てきそうです。最近は、福島県の佐藤前知事と深い関わりのあった水谷工業会長と石原都知事の接触もぼんやりとながら出てきました。
こうした都知事の事態は「立場を私物化」すると言う点では本間氏と同様のものです。福島・和歌山・宮崎と続いた現職知事の県行政の私物化は、他のいくつかの県を巻き込むかと思っていますが、一気に東京都に出てくるかも知れません。
都民と国民による「石原都知事」への注目・監視が必要です。
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一定年収以上の会社員を1日8時間の労働時間規制からはずし、残業代をなくする「ホワイトカラー・エグゼンプション」が厚労省の労働政策審議会の最終報告に盛り込まれました。
以前から、多くの方々から指摘されているように、労度時間が野放しになり長時間労働が蔓延してきます。強いては「過労死」が今よりももっと「身近な」ものになるかも知れません。
さらに、患者さんを治療する医師からの立場として、感じることがあります。
そもそも、人間は、朝起床し、お昼に働いて、夜はっゆっくり休んで疲労を解消する。1週間単位では週末に休みます。そして、夏期や年末の休暇もとって心身共にレフレッシュする。職種や職場により、その様に行かない場合もありますが、基本的にはそれを機軸にして働く人間の生活様式が定着しています。
人が病に冒され、治療するときに先ずは上記の生活パターンの確立に力を注ぎます。「早寝、早起き、三度の食事ををちゃんととって・・・」という具合にです。
これが健康な人間に戻ってゆく第一歩になるからです。
今回の「ホワイトカラー・エグゼンプション」下でも労働条件では、人間の健康生活も蝕まれてしまうのではないでしょうか。
もちろん、これらは「勤務医」の労働条件にも反映されてくることでししょう。今でも過酷な「勤務医の労働条件」が一層が厳しくならざるを得ません。
また、そうした大切な労働政策において、あまりにも拙速な決め方であることも気になります。とにかく決めてしまうと言う「強引さ」です。ちょうど「教育基本法」や「防衛省」法のようにです。
国民の生活や国の進路を左右する基本政策が「簡単に」、「強引に」決められることに危機感を感じています。
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