秋田県大仙市で4才の保育園児、進藤諒介ちゃんが母親とその知人に虐待の末、殺害されたと言うニュースが入ってきました。引き続く小・中学校でのイジメ問題とそれに起因する自殺、今では、学校管理者である校長先生までが自らの生命を絶つ事態になっています。

 私達は子供を育てる親であると同時に人の生命を守り育てる医師としてそれへのスタンスを確立すべきではないでしょうか。  取り敢えずは、精神・神経科の医師や心理カウンセラーが中心の課題ではありますが、さらに深く考えると、そこには教育問題や格差社会のひずみ、大人社会でのイジメ問題など現代の社会を横断する社会病理的な側面が浮かび上がってきます。  ひとことでは言い尽くせない事ではありますが、多くの先生方が各自の考える切り口から意見を発してはどうかと思います。 「イジメとは、強いものが弱いものに対して行う弱いものがされたくない事」ではないでしょうか。それが、個人同士やグループ間、親と子供、男性と女性、職場や地位の上下、国家や宗教間等、さまざまな分野とレベルでそれが起こり先鋭化しているのではないでしょうか。  また、こうした現象と共に何故それが起こるのか、特に最近は、生徒の「自殺」にまで発展してくるのか、そこが一番の問題だと思います。 目を外に向けると、「子供のおかれている競争社会」「効率と評価を押しつけられる現場の教師達」「格差に苦しむ大人社会」など現代社会のあり方におおきな要因のあることが理解できそうです。  イジメや虐待がなくなるように、ひとつひとつ考え行動してゆこうと考えているところです。

 

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