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銚子市立病院が廃業に追い込まれたことについて、テレビで、アナウンンサーがこんなことを言っていました。たぶん、テレビ朝日のスーパーJチャンネルだったと思う。
男性アナ:救急や小児科などの赤字部門を、市立病院だけに任せるのではなく、地域全体としてもっと民間の協力を得ながら進めるべきである。難しい問題だろうが、解決できないことではないと思います。
女性アナ:そうですね、やればできることでしょうね。
…たぶん、リスクを分散してみんなで助け合いましょう的なことをおっしゃりたいんであろう。しかし、開業医も小病院もみんなで救急を行え、赤字になれということを言ってしまうアナウンサー。信じがたい。これが実現されたら、銚子から開業医も消えるとおもうよ。
なぜ、病院が廃業に追い込まれるのか。医者が足りなくなるのか。現場で働いていて見える理由はほんの数点に絞られる。ひとつめに医療費の抑制(診療報酬点数の削減、療養病床の廃止と介護保険の導入)、ふたつめに研修制度改革、みっつめに医療訴訟の増加、さいごにメディアの横暴。
赤字部門をみんなで担いましょうじゃなくて、いつから、何が原因で赤字になったのかを調査するべきです。赤字部門を黒字化するほうが根本的な解決になります。これは、フツーの企業でみんなやってることです。黒字化できなければ、その部門は切り捨てるしかありません(しかしこの場合、診療報酬の点数を上げればいいことであって、黒字化できないはずはない)。そして、どんなことをしても黒字にならない、それでも必要なものは公が担うべきなのです。税金はそのためにある。
民間で力を出し合って、なんて、戯言です。