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6月5日-6日

のあ / 2007.06.06 21:12 / 推薦数 : 0

患者が離院した。

心原性脳塞栓症、ただし入院した翌日には症状はほとんど無くなった患者。BEDが無いため転院していただくよう話をして、彼の家から徒歩5分のところの中堅病院に転院の手はずをつけた。「そこなら近くていいやね」といっていたのだ。翌日、やっぱり入院していたくない、と言い出した。どうやら、病院が嫌いなのと、お金のことが気になってきたらしい。でも、検査やワーファリン調整もしなくちゃいけないし、なにより、今まだワーファリンが効いてない状態では再発の恐れがある。だから、その旨を説明して、納得したはずだったのに・・・

火曜日の夜中に離院し、自分で家に帰ったのだ。妻が電話で「帰ってきちゃいました」と報告。翌朝も本人は現れず、ひたすら妻が謝る。

仕方ないから外来でワーファリンコントロールする。それが最大限私が見せられる医者としてのプライドだし、かかりつけ医に迷惑をかけないためにできることだ。

外来にこの患者が来たら、出血しても再発しても病院に来ないでくれと言うかもしれない。出血のリスクも梗塞のリスクも話した。それを承知で飛び出したのだ。そんなものを見る義理は無い。それを診療拒否と言うのだろうな、日本の法曹界は。

私たち医者は、患者の我侭にどこまで辛抱すればよいのだろうか。

大酒を飲み続けて、しびれるとかふらつくとか言う患者。

タバコを吸い続けながら咳が出ると文句を言う患者。

馬鹿げている。

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