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赤羽先生が解放されて安堵した。彼女が在籍する長崎大学は以前からナイロビを拠点に医療活動を行ってきた。

 ~さだまさしの知る人ぞ知る名曲『風に立つライオン』のモデルになった、柴田紘一郎先生(現介護老人保健施設 サンヒルきよたけ施設長、前宮崎県立日南病院長) はこの歌ができた直後に、さだまさし氏に宛て、次のように葉書を送ったそうである。

「まさしさんはこれは僕の歌だと言うけど、これは『風に立つライオン』という歌であって、自分はこの歌のヒントになったに過ぎない。だけど僕はあなたの描いたライオンに一歩でも近づくために、これからもがんばっていきます」と。

さだまさし氏は、ああ、やっぱり自分の好きな医師だなあと、思ったそうである。「あの歌はカッコ良すぎて、柴田先生は自分がモデルだなんて自慢するようで嫌なんじゃない」と語っている
 なぜ『風に立つライオン』か
この歌を聴いた人は、なぜ『風に立つライオン』なんだろう、と思ったかもしれない。

さだまさし

ライオンというイメージは、医師というよりも、一人の人間として捉えてくれるといいです。僕らの国はちょっと変だつていうのは、医者だからということではなく、海外に暮らす一人の日本人としての思いなんですよね。
人間というのは、職業に殉ずるといいながら、どこまでも自分を捨てることはできないでしょう。 心の中で、悩みも苦しみも、切ないこともいっぱいあるけれど、くじけるもんかっていう意味で、自分を勇気づけ励ます意味で、ライオンっていう動物を出したのです。

逆境の中でもひるむことなく、心だけは王様のような、強い心を無くしたくないという、すっくと立っている百獣の王のプライドです。
プライドっていうと、身勝手さを連想されると困るけれども、人間の尊厳っていうか自分の意志っていうか、そういうものに誇りを持ちたいっていう気持ちの現れです。

それは医者だからではなく、生きているということに対する誇りのことです。この歌は医者の立場を借りながら、自分に対するエールでもあるわけですよね。
カッコイイでしょ、風に立つライオンって。ライオンなんて何もしないんだけれど。()
うん、風が後ろから吹いたりしたらみっともないですよね。
 ~

世界の医療団(Medicine du Monde)は、もともと国境なき医師団(Medicine Sans Frontiers)のメンバーが元の組織から袂を分かち形成した組織でフランスの現外相であるベルナール・クシュネル氏が発起人である。MSFは、どこよりもはやく被災地域や戦闘地域に赴くが、MdMはさらに過激な政治的発言やアピールを厭わないのでより狙われやすいとも言える。 

今回はいくら身代金を払ったのかは分からない。長崎大学からこれから先、世界の医療団の一員としてアフリカで働こうとする医師は出まい。長崎大学が従来の自分達のテリトリーで出来ることをやっていくのか?これも分からない。

ただ言えることは命をかけてまでアフリカの危険な地域へ行こうとする医師はこの事件以降、出ないという重い現実だけが残る。どんな医師でも自分の命がまずは大切なのだから。 

最後に、、、赤羽先生の帰国後のコメントは熟慮されていて感心した。まずはゆっくりと休養をとって考える、本当にそうあって欲しいと切に思う。 

さだまさし

風に立つライオン

http://jp.youtube.com/watch?v=OyFixulQSNU

 

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