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akagamaさんのブログhttp://blog.m3.com/akagamablog/20071226/2に反論を書くのは勇気が要りますが、子供の臓器移植のために渡米せざるを得ない家族の立場になって考えれば、たとえ批判を受けても下記の治療費を稼ぐ為に街頭に立って頭を下げ、募金をお願いするのは人情でしょう。寄付金で治療というシステムに慣れていない日本人でさえも人情から寄付金する方は後を立ちません。
寄付金に群がる腹黒い連中も中には居るでしょう。しかし、自分の子供の為なら多少の悪に目を瞑って、「今、自分が子供の為に出来ることは何?」と考えれば寄付金を集めるしかないのです。移植が済んでも拒絶反応との戦いが始まります。
ダラス通信 http://www.dallastsushin.com/ より
海外での移植 残念ながら日本では脳死移植が始まったばっかりで、まだ十分に移植を受ける機会を得られるとはいえません。日本の移植が普及するのが一番望ましいのですがそれを待つことが出来たい方がいらっしゃるのも確かです。そのため、このページでは当院での海外からの移植について説明します。
Baylor University Medical Center, Dallas, Texasでは海外の患者さんも移植のレシピエントとして受け入れています。日本からも過去に2名の肝移植の患者さんを受け入れ、その方たちは手術が成功してに成功して日本で暮らされています。日本から当院で移植を受けられたい場合について説明いたします。 海外からの移植はすべてInternational Serviceを通して行います。当院での移植を希望される患者さんは最初International Serviceに連絡を取ることになります。 最初は、日本での医療記録を取り寄せて、それから預託金を送ってもらった段階で移植への準備を始めます。
預託金は大体以下のとおりです。これには基本的な移植前の評価、移植手術と周術期の管理の費用から見積もられたものです。
1.肝臓移植 $400,000(\50,000,000)
2.腎臓移植 $110,000(\15,000,000)
3.心臓移植 $430,000(\55,000,000)
4.肺臓移植 $400,000(\50,000,000)
肝移植の例を取ると、預託金が振り込まれた段階でInternational Serviceが移植前のコーディネーターに手配をして、移植前検査の準備を始めます。 移植前検査には直接当院まで来ていただく必要があります。大体1-2週間程度移植前の評価のための全身の検査を行います。 移植前検査が終わると、移植委員会で移植の待機リストに載せるかどうかの判断を行います。いったん移植の待機リストに載るとあとはドナーが出るのを待つということになります。
ドナーが出るのを待つ間は、Twice Blessed Placeという病院の前にあるアパートを、International Serviceで手配してくれます。ただこれが数ヶ月で済むのか1年以上かかるかは患者さんの重症度によるのでなんともいえません。肝移植の場合はメルドスコアーというもので一元的に順位が決まっているのである程度予測がつくのですが、腎移植の場合はHLAのマッチングとドナーとの距離によるので、どの程度時間がかかるかは予測がつきません。その間、人工透析も必要になるので、移植そのものの費用は他の移植より安くても総額の費用は膨大になります。
ドナーが出ると肝移植が行われます。通常1週間程度の入院ですが合併症が起これば当然長くなります。手術後3ヶ月間は病院のの外来が週に2-1回あるのでその間はTwice Blessed Placeに滞在することになります。
3ヶ月たったら外来も終了ということになって、日本に帰るということになります。その後は日本の病院がかかりつけ医ということになって以降経過観察をするということになります。本来は1,2,5,10年後に当院で経過観察のため日帰り入院をしてもらうことになっているのですが、日本の患者さんの場合は日本の病院でも行えると思います。
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コメント
コメント一覧
欧州にはユーロトランスプラント(Eurotransplant)と言う臓器移植のドナー・レシピエント配分機関があります。
カバーするのは、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストリア、スロベニア、クロアチアの7カ国です。カバーする域内人口はほぼ、日本の人口と同じです。
日本からも主にドイツで臓器移植を受ける患者が渡欧しています。
ユーロトランスプラントの2006年度及び2005年度の臓器移植の統計があります。
(http://www.eurotransplant.nl/files/statistics/january1_december31.pdf)
心臓移植に限定してみると・・・
ドイツ(人口7800万)が2006年度382例、2005年度365例。
オランダ(人口1600万)が2006年度41例、2005年が36例。
ベルギー(人口1000万)が2006年度77例、2005年度75例。
オーストリア(人口700万)が2006年度51例、2005年度61例。
日本とほぼ同じ人口の域内だけでの心臓移植は2006年度583例、2005年度562例。
日本臓器移植ネットワークのデータでは、心臓移植に限ると
(http://www.jotnw.or.jp/datafile/offer01.html#18)2006年度10例、2005年7例。
日本の驚くほどの少なさが際立ちます。
何が問題なのか、日本の臓器移植法そのものでしょう。
ユーロトランスプラント各国は、①臓器移植になるならないの関わらず”脳死が人の死”と規定されていること、②いわゆるpresumed conscent(本人が臓器移植のNo!の意思表示を示していなければ、臓器移植OK!の意思表示をしたもの取る)の考えを取っている事、③キリスト教文化で教会指導層が臓器移植のドナーとなることを国民に啓蒙していることだと思います。
欧州もアメリカもオーストラリアもイギリスも、ドナーは不足していますが一定の割合で自国民以外の臓器移植を受け入れています。
つまり寛大な国民なのです。
臓器移植法の改正は待っていても目の前にいる自分の子供が臓器移植が必要となればお金でアジアから臓器を売買しても、寄付金を集めて海外へ渡っても人道的に許されると思います。もちろん子供の人身売買は勘弁して欲しいのですが、寄付金を集めている親、団体を批判するのは閉口します。
NPO法人を作って寄付金集めもいいのですが、人の情に訴えないと日本では寄付金集めも大変です。ですから、OOちゃんを救う会と個別に結成されるのでしょう。今の日本で法を待っていても子供の命を救えません。
~Eさん、コメントありがとうございます。トップブロガーに反論を書くのは勇気が要りますが、必死になって募金している家族をいかなる理由があれ、非難していませんか?立法化に向けて訴えろと言っても目の前に死にそうな子供が居れば街頭に立って訴えるしかないでしょう。
>お金でアジアから臓器を売買しても、
は、ちょっと、無いでしょう。
心臓は売り買いすべき「もの」じゃないと思いますが。ずるず
~ずるずさん、私の尊敬する先生から以下のコメントを頂戴しましたので掲載します。
【移植の世界では昔から人身売買や臓器の売買が噂されてきました。フィリッピンのマルコス大統領は糖尿病で腎不全となり2回腎移植を受けましたが多臓器不全で死亡しました。
何処から臓器が得られたかは不明ですが、親族からでないのは確かです。
80年代までの南米では透析医療が確立していなかったために移植が闇でおこなわれてきましたし、アジアでは90年代以降移植ビジネスが盛んになりました。
それぞれの国に倫理基準があるので他国は干渉しないのがルールだったのです。移植医療が標準化され優れた外科医なら誰でも出来る水準になって来たことがドナーの倫理問題を大きくしていると思います。
米国で移植医療に従事していた医師が90年代に自国へ帰って仕事をし始めています。共産圏の崩壊とグローバル化に伴う自国の所得向上が帰っていく原因でした。
国によって倫理基準が異なるために感情論を述べる人が出てきました。日本のように子供が可愛そう、でも脳死移植が原則禁止の国があるくらいですから世界は広い。】
そして、できることならば、高度先進医療であるなしにかかわらず、移植しか有効な治療法がない疾患の場合には、保険適用を、たとえ一部でも認めるようであってほしい。
(現行の制度で、臓器移植が保険適用なのか、そうでないのかは、わたしにはわかりませんが・・・)
しかしながら、混合診療が解禁されれば、これら高度医療は保険適用外になる可能性が高いですけど・・・。
重症患者切り捨てでない医療を、切に訴えたくコメントさせていただきました。 azuki
~azukiさん、国内での移植の場合、小児からの臓器提供が現行法では無理です。ですから子供が移植を受けることが実際不可能なのです。法的に認められるように沢山の方が努力していますが、日本は前に進むのが非常に遅い国です。停滞すらしています。
ですからドナー不足を補う生体肝移植、海外への臓器移植を決意しないといけない方々が後を立たない訳です。
最近では秋田日赤が問題提起した尊厳死、臓器移植、ともに日本では法の成立を待っていては前進しません。だからブログのネタにもなるのですが、、、
あかがま先生が、非難しているかのように思うかは、どうとらえるか、または、人それぞれ感じ方によると思います。 ただ、筑紫の里の先生が仰るように、その寄付金が、疑われるような使用でないことを明らかにする必要があると私も思いました。
支援者とのトラブルも避けることにも、その必要性を感じました。
そして、それを明らかにすることで、寄付をされた方が、自分たちの善意によって、こんなふうに使われてよかったと思っていただけるのが、一番いいかと思いました。 E
~Eさん、新天地で頑張ってください。カード届きましたよ、ありがとう。
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