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Season 2-1, Episode 4
40代?男性。自宅で自分の銃の掃除をしていて、誤って暴発。前頭部を撃たれた。
(というふれこみだが、実は浮気のトラブルで妻に撃たれたらしい。)
―ふれこみはこうで実は、ということはわりと経験します。Child ,elderly abuseでもそうですが、患者の背景、入院後の家族の動きをよく読まないとだまされることもあります。
一瞬の意識消失の後に意識清明となり来院。前額部に刺入口あり。CTでは頭蓋内に銃弾あり。このときAlzheimerで入院中のはずのMeredithの母、Ellis GreyがCT室にscrubを着て乱入。Alexに診断を告げ、治療、手術アプローチにこまごまと指示を出す。
“Here’s the missile track. As you can see it doesn’t cross the midline. He’ll need debridement of the entrance wound and repair the dura, but we won’t need to remove the bullet.”
術中のDerekとAlexとの会話。夫婦喧嘩が銃撃に関連するか、について話し合うが、
“Relationships are built on sacrifice. Sometimes a bullet worth it.” という場面があります。自分のMeredithとの不倫をたなに上げてよく言えるものです。
Ellisは手術室にまで乱入。Ellisがたびたび病室からいなくなるため、RichardはムキになってO’Malleyを叱責する。実は若いときにRichardとEllisは不倫関係にあったのである。
--GSW,残念なことに日本でも他人事ではなくなりました。先日事件のあったNebraska州Omahaのショッピングモール、米国留学最後、帰国前日をOmahaで過ごしたため、このモールで買い物や食事をしました。また国内でも信じられない事件が相次ぎ、刺傷事件とともに救急救命センターで対処できなくてはならない時代になってしまいました。
--このほかAlexはUSMLE STEP2 CSに不合格と告げられ、再受験して通らないとresidencyからはずすと言われるシーンがあります。
このSTEP2 CS, 自分の経験をもとに述べると、俳優扮する模擬患者とのやりとりがすべてですが、中には「女医さんにしてくれ」という女性患者や、「アメリカ人にしろ」という意地悪な質問や、「早くこの痛みを取ってくれ」などというchallenging questionがありました。臨機応変に対応することが求められますが、この、promptな対応が、実際帰国後の患者からの種々の要求に役立っているような?気がします。特に、rapportについてはアメリカ人の方が得意なように思いますが、患者の意見や言い分を聞いておいてから、それに医師としてどこまで対処できるか、という対応、bad newsを伝えるときのマナーなどは会得したような気がします。しかし当院では、残念なことに、せっかくrapportが確立されたのをぶち壊しにする言動や行動、bad newsを患者家族に説明している後ろで看護師長自ら空気を読まずに雑談して爆笑する場面が依然あるため、このあたり改めてもらわないと当院での診療には限界があるなと思い、異動への動きがaccelerateされました。そんなときは、Grey’s anatomyのDr.Baileyが騒ぐ研修医をたしなめるシーン、”Excuuuuse me, everybody, pleeease, shut, up!”と英語でいうと、「うるさい、静かにしろ!」と日本語で怒鳴るよりも効果的でした。
Every breath you take /the Police
http://jp.youtube.com/watch?v=jXq3hO82cTY
先日手術中に、たまたま手術室にあったCDでこの曲がかかっていました。「懐かしい!」と思いながら、Malisのbypolarを使おうとして、「マリス」でなく「ポリス」と言ってしまい、手術介助のナースたちに笑われてしまいました。そういえば昔、前教授が右手にMalisを持ったまま、時間外でナースが帰ってしまって、替わりに器械出しをしていた研修医のわれわれに、「マリス」と指示し、「ここにはないです。先生お持ちですよ」といったのに「どうしてないの!」と怒られていた理不尽な日々を思い出しました。
やっぱり年末は脳出血、SAHのほかに、忘年会がらみの頭部外傷が多く、忙しくなってしまいました。来年もよろしくお願いします。皆様よいお年を。
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米国のワーキングプアについて甲斐田雅子さんのレポートを紹介します。彼女が住んでいるフィラデルフィアには二度行きましたが、確かに黒人(アフリカ系アメリカ人)の割合が多く治安も決していいとは言えません。
彼女は下記の文章で結局【人種による差別は少ないものの、最終学歴により決まる貧富の格差が顕在化しており、学歴の低い黒人は貧困層を抜け出せない状況が続いているのだ。】と述べています。
アメリカのノースカロライナ州ではシングルマザーに職を持って自分で稼がせる術を教える事業があります。遺伝子工学の高度な技術を身につければ高収入を得ることができ、自活できます。ヨーロッパ諸国でも真剣にこの問題に取り組んでいます。
甲斐田さんの米国ワーキングプア事情をどうぞ!
「フィラデルフィアで見た米国ワーキングプア事情」 甲斐田雅子 http://www.inose.gr.jp/mailmaga/index.html
●加湿器から全ては始まった
主人の仕事が異動になったためアメリカは東海岸、ペンシルベニア州フィラデルフィアに引っ越して来て2カ月。時に雪降る寒さが身にこたえるようになって来た。(途中略)
●接客態度の悪さ
たしかにCVSの店員はどの店舗へ行ってもたいがい態度が悪い。CVSに限らずK-martなど大手量販店の店員は、常にイライラしながらガムなんか噛んでいる。リンゴを齧っていることすらある。動きはめちゃくちゃとろい。レジにどんな列が出来ようとも急ぐそぶりは見せない。次の客を呼ぶときは『NEXT!』と怒鳴る。バーコードが読み取れないと、値段を調べにいく代わりに大きなため息をつき購入をあきらめさせようとする。 日本のようにコンビニから高級レストランまで広く浅く、ある程度のサービスが行き届いている国からくると、ショックを受けることは多い。
これらの低い接客サービスの要因は何か? 企業側の教育不足、創造性の乏しい単純作業が意識の低下を招くなど色々考えられるが、低賃金がモチベーションを下げているという先ほどのアメリカ人の意見を尊重して具体的数値から見ていくことにしよう。そもそも時給はいくらなのだ?
アメリカ合衆国が定めた最低賃金は2007年の7月24日からは時給5.85ドル。その後段階的に2008年の7月24日には6.55ドル、2009年の7月24日からは7.25ドルと上昇することになっている。ただ各州も独自に最低賃金は定めており、現時点でフィラデルフィアのあるペンシルベニア州は時給7.15ドルと合衆国のラインを上回る。
だがこれには例外があり、20歳以下の研修期間の従業員は60日間、時給5.85ドルで働かなくてはならない。600円強である。CVSやK-martで働いているのはほとんどが高校生くらいの黒人の若者だから、最初のうちはこの時給で働かされているに違いない。仮に毎日8時間、ひと月20日間働いたとしても936ドル。3カ月目から7.15ドルに値上げされ、同じ時間枠で働き1年経つと1万3312ドル。2006年の国勢調査によるとアメリカの世帯平均所得は4万8201ドル、フィラデルフィアが3万3229ドルだから比べても賃金の安さは一目瞭然だ。
●フィラデルフィアのワーキングプア事情
ただここでアメリカ合衆国の世帯平均所得と、フィラデルフィアのそれとの差が気になった。1万4972ドルもの差はどこからきているのだろう。同じく2006年の国勢調査によると、フィラデルフィアの総世帯数は55万4048。うち平均所得が1万ドルを下回る世帯が9万5227世帯と全体の17%を上回る。2番目に多いのは全米の平均値を上回る5万ドル以上7万5000ドル未満の8万6737世帯(15.6パーセント)、3番目は3万5000ドル以上5万ドル未満の7万6788世帯(13.8パーセント)と、決して全員が貧しいわけではないのだが、底辺の厚さが数値を引っ張っているのだ。
失業率は12.4パーセント。ここ12カ月の収入が貧困線(poverty level )以下に該当する家庭や人々の割合は19.6パーセント。アメリカ労働省労働統計局が2002年3月に発表したリポート“A Profile of the Working Poor,2000”で、ワーキングプアを「1年間のうち少なくとも27週間、職に就くか、あるいは職を探すかをしていながら、その収入が公的な貧困線未満の者」と定義しているので、それに該当すると言ってよいだろう。
ワーキングプアが増えた原因は1980年代に登場した新自由主義の影響が大きいという声は根強い。規制緩和、公共事業の民営化、小さな政府へと方向転換したことにより、市場原理主義が急速に導入され、多くの人が職を失ったという理論について、その是非をここで問うつもりはない。政策の転換期にはその前提となる「転換を必要とした」過去があるわけで、その存在を忘れ結果のみを語るのは片手落ちというもの。日本における郵政民営化、道路公団民営化しかり。
ただ大きく舵を切る時、遠心力で飛ばされる人がいるのは避けられない。その船がアメリカのように大きければ大きいほど飛ばされる人の数も多くなり、貧困層、低学歴層など社会的弱者ほど遠くへ飛ばされたのは想像がつく。そして社会的弱者について考えるとき、この大国が抱える人種問題に触れないわけにはいかなくなる。
●黒人の街
フィラデルフィアフィラデルフィアに来て一番驚いたのはその黒人の数の多さだ。街を歩いていても感じるし、地下鉄に乗ると周りを全て黒人に取り囲まれることもある。実際2006年の統計を見ると、フィラデルフィアの総人口144万8394人のうち白人の60万5796人に対し、黒人は64万2013人と上回り全体の45%を占める。次に多いのがアジア系人口で7万7265人。チャイナタウンもあるため中国人が、次にインド人と続く。ちなみに日本人は754人と見る影もない。フィラデルフィアの中心街は東をデラウェア川、西をスクーキル川に挟まれた約4キロ、南北は約2キロの横長の長方形のエリアにすっぽりとおさまる。そのデラウェア川沿いは、1682年にクエーカー教徒ウィリアム・ペンが初めて足を踏み入れた場所として知られ、ヒストリック&ウォーターフロントと呼ばれている。独立宣言を採択し、1790年~1800年の間アメリカの首都として栄えたことから、アメリカ誕生の地として国内きっての観光地として名高い。有名なヒビ入りの鐘「リバティーベル」が見られるのもここだ。西のスクーキル川沿いに北上すると、日本でも展覧会を開催中のフィラデルフィア美術館が顔を見せ、近くにはロダン美術館もある。
街の中心には劇場が数多くあり、日本にもファンが多いフィラデルフィア管弦楽団の定期公演が毎週のように見られるほか、クラシックバレー、ブロードウェイミュージカルと何かしら催し物がない方が珍しい。夜になると近くのレストランで夕食を済ませた人たちが、ソワレを鑑賞しにぞくぞくと集まってくる。だが、この歴史と芸術と文化のあふれる美しいダウンタウンをぐるりと取り囲む地域は銃とドラッグがあふれるぶっそうなエリアなのだ。毎朝テレビをつけると何かかしら事件が起きている。強盗、銃殺、レイプ事件。そしてこの危険な地域の住民はほとんどが貧しい黒人たち。 殺されてもおかしくないから絶対に近寄るなと多くの人に注意されたが、電車で郊外へ出るときには一度は通過することになる。車窓から見える風景は落書きで埋め尽くされたボロボロの長屋や、窓ガラスが割られた公営住宅。ゴミだらけの道路。その荒廃ぶりが嫌でも目に飛び込んでくる。
アメリカ労働省労働統計局の2006年の労働調査によると、失業者のうち黒人が占める割合はここ16年間ずっと白人の2倍以上を維持している。教育に関する調査も見逃せない。失業者のうち高校を卒業していない人が占める割合は8.3%と一番高い。また高卒以下の人口のうち黒人が占める割合は、白人やヒスパニック系の2倍以上。仕事につけたとしても高卒以下の週給は平均419ドルと、学士卒以上が稼ぐ1039ドルの40%にしかならない。
逆に学歴別の人種間格差はほとんどなく、高学歴になると白人、黒人、ヒスパニックに関わらず高収入が得られる。つまり人種による差別は少ないものの、最終学歴により決まる貧富の格差が顕在化しており、学歴の低い黒人は貧困層を抜け出せない状況が続いているのだ。 (以下略)
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akagamaさんのブログhttp://blog.m3.com/akagamablog/20071226/2に反論を書くのは勇気が要りますが、子供の臓器移植のために渡米せざるを得ない家族の立場になって考えれば、たとえ批判を受けても下記の治療費を稼ぐ為に街頭に立って頭を下げ、募金をお願いするのは人情でしょう。寄付金で治療というシステムに慣れていない日本人でさえも人情から寄付金する方は後を立ちません。
寄付金に群がる腹黒い連中も中には居るでしょう。しかし、自分の子供の為なら多少の悪に目を瞑って、「今、自分が子供の為に出来ることは何?」と考えれば寄付金を集めるしかないのです。移植が済んでも拒絶反応との戦いが始まります。
ダラス通信 http://www.dallastsushin.com/ より
海外での移植 残念ながら日本では脳死移植が始まったばっかりで、まだ十分に移植を受ける機会を得られるとはいえません。日本の移植が普及するのが一番望ましいのですがそれを待つことが出来たい方がいらっしゃるのも確かです。そのため、このページでは当院での海外からの移植について説明します。
Baylor University Medical Center, Dallas, Texasでは海外の患者さんも移植のレシピエントとして受け入れています。日本からも過去に2名の肝移植の患者さんを受け入れ、その方たちは手術が成功してに成功して日本で暮らされています。日本から当院で移植を受けられたい場合について説明いたします。 海外からの移植はすべてInternational Serviceを通して行います。当院での移植を希望される患者さんは最初International Serviceに連絡を取ることになります。 最初は、日本での医療記録を取り寄せて、それから預託金を送ってもらった段階で移植への準備を始めます。
預託金は大体以下のとおりです。これには基本的な移植前の評価、移植手術と周術期の管理の費用から見積もられたものです。
1.肝臓移植 $400,000(\50,000,000)
2.腎臓移植 $110,000(\15,000,000)
3.心臓移植 $430,000(\55,000,000)
4.肺臓移植 $400,000(\50,000,000)
肝移植の例を取ると、預託金が振り込まれた段階でInternational Serviceが移植前のコーディネーターに手配をして、移植前検査の準備を始めます。 移植前検査には直接当院まで来ていただく必要があります。大体1-2週間程度移植前の評価のための全身の検査を行います。 移植前検査が終わると、移植委員会で移植の待機リストに載せるかどうかの判断を行います。いったん移植の待機リストに載るとあとはドナーが出るのを待つということになります。
ドナーが出るのを待つ間は、Twice Blessed Placeという病院の前にあるアパートを、International Serviceで手配してくれます。ただこれが数ヶ月で済むのか1年以上かかるかは患者さんの重症度によるのでなんともいえません。肝移植の場合はメルドスコアーというもので一元的に順位が決まっているのである程度予測がつくのですが、腎移植の場合はHLAのマッチングとドナーとの距離によるので、どの程度時間がかかるかは予測がつきません。その間、人工透析も必要になるので、移植そのものの費用は他の移植より安くても総額の費用は膨大になります。
ドナーが出ると肝移植が行われます。通常1週間程度の入院ですが合併症が起これば当然長くなります。手術後3ヶ月間は病院のの外来が週に2-1回あるのでその間はTwice Blessed Placeに滞在することになります。
3ヶ月たったら外来も終了ということになって、日本に帰るということになります。その後は日本の病院がかかりつけ医ということになって以降経過観察をするということになります。本来は1,2,5,10年後に当院で経過観察のため日帰り入院をしてもらうことになっているのですが、日本の患者さんの場合は日本の病院でも行えると思います。
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東野圭吾作 手紙
殺人犯の兄をもつ主人公が勤務する会社社長の言葉が印象的でした。
1.差別はね、当然なんだよ。
2.犯罪者やそれに近い人間を排除するするというのは、しごくまっとうな行為なんだ。
3.我々は君のことを差別しなきゃならんのだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる―すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね。
今まで犯罪被害者家族のことを考えることはあっても殺人犯の家族がその後社会の中でいかに差別と戦いながら生きていかなければならないか?真剣に考えたことがなかったかもしれません。 直貴を理解してくれる女性と結婚して娘が出来ますが、その娘にも差別がつきまとう。う~、ちょっとヘビーな作品です。
私は文庫本で読みましたが映画はみていません。ラストシーンで直貴が兄のいる刑務所の慰問コンサートでJohn LennonのImagine(Acoustic version, Live in NYC http://jp.youtube.com/watch?v=H7_6Vzj7Rng)を歌うシーンは頭の中で想像すると涙がポロポロ、、、映画も観てみたい気がします。
この小説で元気が出るのは武島直貴が下手すると身寄りがなく高校時代からワーキングプアの状態なんですが、高卒で仕事をしながら通信制の大学に通い卒業します。卒後、大型電気店に就職する訳ですが前向きに生きています。それを支える高校時代の先生、恋人がいて、バンドでボーカルできる時間を唯一の楽しみにして生きている姿は勇気づけられます。
アウトライン:武島剛志は心優しい青年だったが、弟、直貴の大学進学を切望するがあまりに、強盗殺人という大罪を犯してしまう。体調を悪くした剛志は、弟の教育費を捻出する術を失っていた。この兄弟には、親がいない。
殺人犯の弟となった直貴の、苦難に満ちた生活が始まった。仲間と共に培った夢を奪われ、愛して止まない恋人にも、自らが背を向けるしかない状況に追い込まれる。職場や周辺社会では、偏見に満ちた視線と、差別感に基づいた評価が渦巻く日常を余儀なくされた。
月に一通ずつ届く剛志からの手紙は、次第に、直貴の心を波立たせるだけのものになって行く。自分のために犯罪者にさせたという贖罪の意識が薄れ、憎悪ばかりが増長し続けた。
犯罪者の弟という運命を背負わされる事となった主人公の、不条理な日常を綴った意欲作。差別や偏見の醸成は避けられない現実である事を悟った武島直貴が、新たな一歩を踏み出すまでを追う。
手紙の批評 http://from1985.pekori.to/keigotaku/review/tegami.html
手紙(映画化)http://www.tegami-movie.jp/
Happy Christmas(War is over) John Lennon
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私も12月の講演と学会発表では、最後のslideはHappy Holidays!としました。
例年クリスマス前は各部署での怒涛の忘年会で、多額の出費と翌日のだるさ、会の最中に呼ばれて抜けるむなしさ、がありましたが、今年は全部欠席にしましたので、この点ではたいへん楽です。しかし、何があったのか、と勘ぐられております。
メス納め以前、12/24前に行われる忘年会のカラオケで定番としていた以下の曲を歌うことは、今年は封印です。われわれの年代だとこれらの曲ですが、これも古いのでしょうか。回診中に懐メロや民謡でリズムをとっている当科入院中の高齢者と同じなのでしょうか。私が同様の病気で入院したら、80年代のロックとジャパメタ、90年代のユーロビート、ハウス、ヒップホップばかり聴いているかもしれませんが、これも妙ですかね。
Last Christmas/ Wham!
http://jp.youtube.com/watch?v=mTdG46yE9IY
以前、MRの方々も忘年会に参加していた時代がありましたが、翌日に来た某社MR,「先生、昨日のロンリークリスマス、最高でしたね。」そんな歌あるかな?と思ってウケてしまいました。
Christmas time in blue/ 佐野元春
http://jp.youtube.com/watch?v=X0BpwAAZduI
学生のとき、クリスマス近くのライブでやったことがあるような気がします。佐野元春は今も大好きで、車のCD, iPodに入っています。車の中で口ずさむのはよいとしても、iPodを聴いて歩きながら突如「今夜も、愛を探して」などと熱唱すると捕まるでしょうか。
Christmas time forever/サザンオールスターズ
http://jp.youtube.com/watch?v=4YHytgt57Yg
一年目研修医のとき、ちょうどこの時期にサザンが来ていたので、見に行きました。コンサートに行けるように一生懸命仕事を片付けていたのですが、もうすこしということころで、快く後を引き受けてくれた指導医に感謝しております。その経験もあって、当時の私と同様の状況にある研修医には、最大限協力するようにしております。
Do they know it’s Christmas/BAND AID
http://jp.youtube.com/watch?v=8jEnTSQStGE
みんな若いですね。Stingも。
Police, 2月に来日するので、ぜひ行きたかったのですが、日程の都合上難しいです。その代わり、来月はMISIAとPeabo Brysonにいこうと思います。ちょうど東京での他の用事と重なるのですが、緊急手術がないことを願っています。
付記
Video killed the radio star/ BUGGLES
http://jp.youtube.com/watch?v=6LB6Q_oycfQ
(洋楽の懐メロばかりで、若い先生方には恐縮ですが、こういう時代がありました。)
この曲が流行っていたとき、たしか小学校高学年でした。今その年齢になった長男と、クリスマスプレゼントにした自分の愛車と同じラジコンのプラモデルを作りながら、当時のロック、ポップスを一緒に聴いていました。実はこれ、長男が生まれた10年前に買ったまま作っていなかったのですが、10年後に一緒に作ってクリスマスプレゼントにする日がきて、感慨深いものがあります。愛車も壊れてきたので、「次に何を買うか」長男と相談しておりますが、次も何年も乗るとなると、「ガールフレンドとドライブに行くときに貸す」ことも選定条件になるでしょうか。
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拙速な医療調査委員会(医療事故調=医療安全調査委員会)の新設反対
大村秀章衆院議員(厚生労働部会長)を座長とする「医療紛争処理のあり方検討会」では、診療行為に係る死因究明制度として、新たに【医療安全調査委員会】を創設すると発表した(診療行為に係る死因究明制度等について)。新設の組織は、運営方針を定め、再発防止のため関係大臣への勧告、建議を行う中央委員会と、地方ブロック委員会ならびに、個別の評価を行う調査チームより構成され、この委員会を支える事務局を中央及び地方ブロック単位に設けるとしている。
副座長の西島英利(参議院議員)によると、これは、閣議決定によるものではなく、議員立法として提出し、補正予算で制度設計を行う(参議院議員・西島英利氏に対するインタビューby m3)模様である。
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今年アメリカの友人が私宛に送ってくれたクリスマスカードにはHappy Holidays!です。私は洗礼を受けていない非キリスト教徒ですから友人はMerry Christmas!と書けなかったのでしょう。今年は天皇誕生日と日曜が重なって月曜が振り替え休日、イブが休日で幸運ですから確かにHappy Holidays!がふさわしいでしょうかね。
我々はGreeting Cardを出す場合は相手がどの様な宗教を持つかってあまり考えていませんよね。相手の宗教が出身国から推測できることもありますが、聞きそびれることも多くGreeting Cardを出す時は気をつけないとね(汗)
参考ログ 米国ユダヤ社会 http://blog.livedoor.jp/onizukam/archives/388259.html
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日本救急学会が先日発表した救急医療の終末期に関する指針(ガイドライン)です。http://www.jaam.jp/html/info/info-20071116.pdf
この指針には法的拘束力はありませんが、延命治療中止にあたっては、元気だった頃の本人の意思、つまりLiving willに沿うのが最優先であることは言うまでもありません。「このような状態になっても延命をして欲しい。」とは主張していなかった、との言質を家族から取っておくことは最低必要です。
12月23日西日本新聞朝刊の一面に下記の記事が掲載されていました。秋田赤十字の症例は40代の女性ですし、重症頭部外傷から脳死に至っていますからLiving willは恐らく確認できなかったでしょう。
この指針策定に携わった日本医大救命救急部 横田教授は「救急患者の終末期は多様で、学会の指針もすべての状態を想定しているわけではないが、今回の延命措置中止は指針の範囲内と考えられる。」とコメントされています。 横田教授は脳神経外科出身ですし、重症頭部外傷を数多く診られている先生が指針の範囲内と言われているのですがLiving willがなかったことについては新聞紙上では触れられていないのか?新聞社が割愛したのか?疑問です。
さて、識者談話で光石忠敬弁護士は「脳死の判定が正確でも脳死は人の死との考えは社会通念になっておらず、長期にわたる場合はなおさら、他者の意思で本人の死を前倒しにできるか問題だろう。」
市民団体「安楽死・尊厳死法制化を阻止する会」の清水昭美事務局長
「患者の意思が分からない時に家族の判断で、生命を左右してはならない。患者の元気な頃の意思表示があってさえ治療中止は慎重に考えなければならないのに、それも家族の意思に委ねてしまうのは大変危険だ。家族が決められるという一歩を踏み出してしまえば、やがては長期の意識障害の患者や家族の負担になる障害者にも生きることを諦めてもらおうという、命を粗末にする社会につながるだろう。」
私(5人のうちの1人)個人は秋田赤十字病院の決定に賛成の立場の人間です。しかしliving willがとれていない症例であったことで弁護士、市民団体の意見も重く受け止めようと思います。
全く新聞では触れていませんが、脳死患者、植物状態の患者にかかる医療費には税金が投入されています。国民の前で堂々と議論がなされ、延命治療中止の対象が植物状態の患者さんに拡大されることを脳外科医である私は個人的には歓迎します。
しかし、これは緩和ケアの進んだアメリカでさえ、Living willが確認できないケースで植物状態の患者の治療中断は全米レベルで議論されていますから慎重であるべきことは勿論です。
一番まずいのは国民の知らないところで議論されることです。医療経済的側面を抜きにして倫理面だけの議論になることに強い疑問を感じています。秋田赤十字病院の症例でも家族が治療中断を決定されるまでに2005年9月の受傷から2006年2月の決定まで時間はあります。家族の間で議論が尽くされて出た結論に対して病院の倫理委員会が結論を出したのでしょう。大いに議論していきたいテーマだと私は思います。
「法の空白」どう判断 病院側相談警察も見解示せず 長期脳死患者の延命治療中止
「呼吸器を外してほしい」。家族の言葉は医療現場に難しい判断を迫った。22日明らかになった秋田赤十字病院の延命治療中止ケース。主治医は「法律が埋めてくれない『空白』の部分を、倫理委員会の判断で埋めたらこういう形になった。今でも迷う気持ちはあるが、家族の希望を考えれば、あれでよかったと思う」と振り返った。
「できるだけの治療をしてください」。主治医によると、女性が脳死状態になっているとの説明を受けた当初、家族はそう望んだ。治療を続けてみると、女性の全身状態は安定。肺炎になっても抗生物質を投与すると回復するなど、脳死状態が維持され、心停止になることはなかった。
主治医はその後(1)治療を続ける(2)栄養やホルモン剤投与をやめる(3)昇圧剤をやめる(4)呼吸器を止める‐などの選択肢を家族に示し「患者本人だったらどうしてほしいと思うか、代わって考えてほしい」と話した。
家族が「呼吸器も含め延命治療を中止したい」と求めたのは、約5カ月後。主治医は「法的に微妙な問題で難しい」と説明したが、家族の希望は変わらなかった。
病院は倫理委員会で承認を得た後、秋田県警にも見解を照会。「病院内の医療行為の是非を判定する立場にはない。ただ法律違反があると察知された場合は捜査を行う」と回答があったという。
=2007/12/23付 西日本新聞朝刊= http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20071223/20071223_007.shtml
長期脳死患者の延命中止=本人意思くみ家族希望-秋田赤十字病院
脳死状態が長期間続く「長期脳死」状態にあった女性患者=当時(43)=について、秋田赤十字病院(秋田市、宮下正弘院長)が2006年3月、人工呼吸器を外し延命治療を中止していたことが23日、分かった。本人の意思は明確でなかったが、家族が本人の意思をくんで希望。病院は会議を開き検討した上で延命医療中止を承認した。
一般に、脳死状態になると1~2週間で心停止するが、女性は半年以上脳死状態が続き、「死期が差し迫っているとは言えないが、無理に生かしている状態」(宮下院長)となった。日本救急医学会が10月に策定した終末期医療のガイドラインでも想定していない事例で、こうしたケースでの治療中止は異例。http://www.jiji.com/jc/cg=soc_30&k=2007122300167
急性疾患で「脳死」患者、家族が申請→呼吸器外し
秋田市の秋田赤十字病院(宮下正弘院長)が、急性疾患で脳死と判定された患者に限定して、人工呼吸器の取り外しを可能とする独自の指針を策定していたことが、26日分かった。
国は9月、終末期医療のあり方で指針原案を示し、全国の病院で指針作りが進められているが、呼吸器取り外しの具体的手続きを明文化したのは全国でも珍しい。呼吸器取り外しの対象とするのは、脳卒中や事故に伴う頭部外傷などから、臓器移植に必要な「法的脳死判定」と同じ基準で脳死と確認された患者。医師は家族に脳死状態であることを説明し、「治療継続」、点滴の減量などの「部分的な治療中止」、「呼吸器の取り外し」の三つの処置方針を示す。
呼吸器を取り外す場合は、延命治療を望んでいなかったという患者の意思が確認できる、脳死に伴う臓器提供の意思表示カードなどをもとに家族の同意を文書に残し、家族に「申請書」を提出してもらう。 その上で、病院長が承認を示す「通知書」を家族に渡す。
2人以上の医師が「法的脳死判定」を2回実施して確認後に取り外す。脳死と判定できない場合や患者の意思が確認できない場合、取り外しは認めない。指針作りは脳死に伴う臓器移植実施を契機に5月から始まり、弁護士らを交えた倫理委員会を経て、9月の部長会で承認された。
厚生労働省の終末期医療に関する検討会委員を務めた社会福祉法人小田原福祉会の時田純理事長は、「呼吸器取り外しは医師個人の責任が問われるケースだけに、早期の指針作成が求められているが、全国ではまだ珍しい。しかし、急性疾患の場合、若い人が対象となる可能性が高く、より広い議論が必要だ」と話している。(2006年11月27日 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061127ik04.htm
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12月14日長崎県佐世保市のルネサンスというジムで起きた銃殺事件について思うことを列挙します。日本の犯罪史上稀にみる欧米型の銃を使った犯罪から眼を背けずに真剣に処方箋をきっていかないと日本の明るい未来はありません。日本は次々と起こる凶悪犯罪に対して1つ1つ予防策を立てていかないと治安がますます悪化していきます。犯罪の防止を科学的に取り組むようになって欧米では犯罪が減り始めています。さあ、日本も本腰をあげて取り組む時代では?
Q1 犯罪を犯す環境があるために一定の条件を持った人が犯罪を犯すという考え→防犯環境設計と言う思想に変換しないといけません。今回の事件では?
銃の取り締まりには法の改正が必要。警察に頼るのは法改正の後の話でしょ。
Q2 容疑者が無職であったことがどの程度寄与しているのか?
「働いていないと犯罪を犯すリスクが高い」という考え方が広まることで、逆に自暴自棄になるパラサイトシングルが増えはしないか。
Q3 凶行に及ぼうと意図したときでも、その被害を最小限に抑えるシステム作り
散弾銃を持って外出していると住民が警察に通報した時点で、散弾銃の所有許可取り消しについての検討がなされるシステム作り。法改正がまず第一ですが、、、
Q4 未治療の精神疾患患者をいかに治療につなげるか?
精神科の敷居が高い日本人社会においてもう少し気軽なカウンセリングを増やし啓蒙する。その為には国家資格を持った心理療法士の育成が急務か?
Q5 被疑者死亡後の心理学的、精神医学的調査
心理学的剖検は現実問題としては難しい。被疑者死亡では実施するための資金や人手を用意するのが困難。
Q6 パラサイト生活の初期段階での対策
物質的な居心地はよいものの、心理的な居心地は悪かったのではないか。ここで社会が救済の手を差し伸べることはできないか。
Q7 ストーカー行為に対する警察、社会の関わり方
これは大いに警察に関わって頂きたい問題で、ストーカーに対しては法的処置を早めに検討する。
Q8 答えは到底出ないから議論するだけ無駄という意見に対して
社会がどのように変わろうとも、反社会的行動をとる欲求を持った人はある一定の確率以上で存在する。特殊な家族環境や社会環境だけに原因を見出して、対処法を見出そうとするのは現実的ではないという考えをする人もいる。
Q9 ワーキングプア対策
わが国では就労支援システムへの人的・経済的資源の投入が立ち遅れている。
対策が取られなければ、ワーキングプア