周防正行監督がある青年の痴漢冤罪事件の裁判を描き、日本の裁判の実状に迫る作品で主演の加瀬亮が好演、役所広司、瀬戸朝香が弁護士役です。
痴漢冤罪は99.9%勝ち目がないから早いところ認めてしまって示談にしろと勧める刑事、弁護士。実際、これが日本の現状なんでしょう。4ヶ月も抑留されていた被告人の姿を見ると前科はつくけど認めてしまうか~何て考えてしまう男性諸君多いでしょうね。
公判で検察から被告人の自宅から制服もの雑誌、痴漢シリーズのDVDが発見されます。おいおい、そんなこと言ったら世の男性はみな被疑者?とされてもおかしくないです。しかも満員率250%の満員電車の中での痴漢疑惑。再現ビデオ、被告人に有利となる証言をしてくれる証人まで登場するのですが、判決は?
裁判官が途中で変更になったのが判決に影響したように素人目からは見えましたがいかがでしょうか。徹底した取材を重ねた周防監督の情熱、力量が感じられ、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにした作品です。
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~この映画で被告人に裁判官がなぜ女性に対して背を向けて疑われないような立ち位置をとらなかったのか?と問うんです。しかし、満員電車で駅員に押されてようやく戸を閉められる状況でくるりと体を回転させて背を向けることが出来るか?難しいのです。この映画は一度みる価値ありです。実はレンタルして当直室でみました。
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