侍脳外科医
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2007.11.20 17:16 |  研究  |  脳血管障害  |  侍脳外科医  | 推薦数 : 6

冬には暖かい環境で脳卒中予防

北日本の上空に大陸から強い寒気が流れ込んだ影響で、冬型の気圧配置となり、北日本では大雪に、関東でも12月上旬並みの冷え込みとなった。

脳卒中死亡に関して日本では冬に多いとされている。久山町研究では、脳卒中発症のピークは2月であり、脳内出血と脳梗塞はそれぞれ3月、1月であり、クモ膜下出血は発症のピークが見られなかった。脳内出血の月別発症と気温との負の相関及び日較差との有意な正相関が見られ、脳梗塞では月別発症と気温との負の相関が認められるとのこと。


低温影響のメカニズムとして

1)血圧の変化:低温により血圧が上昇することで脳卒中の危険性が高 まることが推測されている。寒冷に曝露されると、末端部の血管が収縮し、血圧が高くなる。急激な寒冷刺激により血圧が上昇することは脳内出血の危険性を高 くする。室内の気温が4℃下がると、心血管疾患死亡のリスクが5%上がるという。
2)血液粘度の変化。低温で血液の粘度が高くなる。 
3)血液の流速の変化。低温で血液の流速が遅くなる。
4)血清フィブリノゲンレベルの変化。低温で血清フィブリノゲンのレベルが高くなる。
2)−4)脳梗塞発症のリスクを高くする。
5)低温で感染が起きやすい。感染が原因となって脳卒中が発症する危険性も高くなる。

が考えられている。


以下は、この時期の患者さんへの説明です。

「冬 には寒冷暴露に注意してください.寒冷が血圧を上げることは証明されており心血管病による死亡は冬季に増加し,暖房や防寒の不十分なものほど高くなるとい われています.入浴も温度の変化に注意して,入浴温度は38 -40℃,一日のうち体温が上昇し血圧が安定する夕方に,入浴時間は短めで半身浴がいいです.冷えた体でいきなり熱い湯に入らず,脱衣所,風呂場の保温に 注意してください.」

冬には気温の変化に注意して脳卒中予防だ!

小泉今日子 - 木枯らしに抱かれて
http://www.youtube.com/watch?v=nu9BO5WmY6Q

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寒い地域は脳卒中が多い、ということも聞きます。わたしの地域も寒いです。
そして今日も、北向きの寒い部屋で、厚着をしてパソコンに向かってます

・・・脳卒中に気をつけたいと思いました。

~azuki さん

コメントありがとうございます。

寒さは体によくありません。格好なんて気にしないで、厚着をしましょうね。

侍脳外科医#2

written by azuki / 2007.11.21 10:31

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