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実は、私はこの疾患の診療経験はありません。まれな疾患だと思いますが、私の周囲でも経験した話は聞きません。日本の論文も散見されますが、てんかんのコントロールに関するものが多かったです。以下、参考文献を列挙します。
1.Granada T, Rasmussen’s encephalitis -Early characteristics allow diagnosis-
Neurology (2003)60:422-425
2.Long-term follow-up in children with functional hemispherectomy for Rasmussen’s encephalitis. Child’s Nerv Syst (2005) 21: 461-465
3.Rasmussen T; Focal seizures due to chronic localized encephalitis. Neurology (1958) 8: 435-445
大脳半球切除術といえば、日本では脳神経外科専門医番号1番の、中田瑞穂新潟大学脳神経外科初代教授が知られています。「刻々と 手術はすすむ 深雪かな」などの俳句も有名です。著書のひとつである「外科今昔」は、今読んでもどきりとさせられることがあります。
脳神経外科を一緒にやっていた何人かの仲間がこの領域から去っていきました。確かに、現在の不人気科として、研修医に敬遠される理由はあるでしょう。私自身も、事実種々の不合理さも実感しております。(休日の予定などの)楽しいことも(緊急手術で)消えかけ、(酔っ払い、クレーマーに対する)作り笑いも身につけ、(経営側には患者満足度よりも数字しか見てもらえない)つじつまのあわないeverydayもありました。よこしまな愛は特になかったですが、(researchでいい結果が出ずつるし上げられ、無能扱いされる)虚しさだけが空回りしている時期もありました。それでもやっているのは、先人たちが苦労して築き上げたこの脳神経外科というものに敬意と誇りを持っているからです。私が発展させることは困難としても、この小さな町で、地域に貢献できるように、もう少しがんばっていこう、と思っています。(ここから連想された曲は、後で使います。)
Aneurysm /Nirvana
http://jp.youtube.com/watch?v=5QkEcG1VJYM
当地でもaneurysm ruptureが多い季節になりました。手術中の音楽にはいろいろありますが、私はKurt Cobainをはじめこういう系列の曲が好きですので、一度CDを持っていって手洗いして入室するときにかけてくれるようお願いしたところ、大学からの麻酔医が同期だったこともあり、賛成してくれましたが手術室のナース達に却下されました。しかし、そのときに手術室にあったCDはドリカムの古いベストしかなく(私もドリカムは実は好きですが)あるナースがそれをかけようとしたのですが、「(手術が長引いて)「うれしはずかし朝帰り」になったらどうする」と却下しましたが、そんなことを気にして手術時間が変わらないように、術者として研鑽すべきだと反省しました。
(silent operationを好まれた中田先生には怒られそうですが)
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