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もともと高血圧があるがために,その人には脳出血、脳梗塞の起きる危険性がある。以前は脳卒中になったとしてもそれはもともと本人の病気だから会社は関係ないというのが従来の考え方でした。しかし自然経過の範囲を超えて,仕事が引き金になって脳卒中になった場合には労災と認定するとのこと。
厚生労働省は「過労死」の新しい認定基準を全国の労働基準監督署に通達しました。現在は、脳・心臓疾患に倒れる前の1週間程度の仕事の負担を主に調べたのに対し、今後は「疲労の蓄積」を認めて調査を6カ月間にまで広げます。
時間外労働時間の目安を定め、長期間の過重業務における業務の過重性の評価にあたって、労働時間が「疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられる」とし、その評価の目安を次の通り定めました。
1.「発症前1か月間におおむね100時間以上」、「発症前2か月ないし6か月間におおむね80時間以上」の時間外労働時間(週40時間を超える労働時間)があれば、業務との関連性が強いと評価する。
2. 発症前1か月ないし6か月間の時間外労働時間がおおむね45時間を超える場合は、それが長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価する。
3. 発症前1か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね45時間を超える時間外労働が認められない場合は、業務と発症の関連性が弱いと評価でき、労働時間以外の負荷要因による身体的、精神的負荷が特に過重と認められるか否かが重要となる。
http://www6.plala.or.jp/manbow/overwork/index.html
ちなみに医師は平均で66.4時間/週(±18.0)働いているそうです。
医師需給に係る医師の勤務状況調査より(厚生労働省医政局医事課 医師の需給に関する検討会)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/02/s0208-12b.html
週26時間以上の時間外勤務ですから、1か月間におおむね100時間以上の時間外労働時間は軽く超えています。「紺屋の白袴」では困ります。誰も疲労困憊の医師に自分の命を預けたいとは思いません。
「働きすぎは悪です。」
労働基準法を遵守して脳卒中予防だ!
帰ってきたヨッパライ フォーククルセイダーズ
http://youtube.com/watch?v=uYOx3_P1sqY
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NHKスペシャル 「脳こうそく驚異の回復・眠れる再生力を生かす新治療の挑戦」 11月5日(月) 22:00~22:50 NHK総合
NHKスペシャル◇脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞など、さまざまな病気の治療を根本から変えると期待されている再生医療への取り組みを伝える。これまで人間は、足を失っても再生できるイモリのような能力は進化の過程で失ったものと考えられてきた。しかし今世紀に入り、人間にも秘められた再生力があることが分かってきた。ことし1月、札幌医大付属病院脳神経外科は、脳梗塞で傷ついた神経を患者自身の細胞で再生させるという日本初の治療法の臨床試験を開始。患者の骨髄にある幹細胞を取り出して培養し、脳の神経を再生させる試みを行った。臨床試験に挑んだ脳梗塞患者を8カ月にわたって取材。左半身に運動まひがあった患者が、目覚ましい回復を遂げている様子を伝える。また、同様の方法で心筋梗塞の再生治療に挑んだドイツの取り組みを追う。
私も見ました。投与5時間後のMRI(FLAIR)で脳梗塞巣縮小は正直、眉唾ものでした。しかし8例ともに症状の改善が早期にみられています。この臨床治験が論文になるまで注目します。
宝金教授が今後、癌化する可能性もあり2~3年は注意深く観察する必要があるとコメントされました。
心筋梗塞の場合はステントで再開通後に骨髄幹細胞を培養せずに直接カテから注入でしたが、これは脳には応用できないでしょうね。再灌流障害は心筋、脳でも問題になりますが特に脳の場合、出血すると症状が増悪しますし危険でしょう。
このテレビを見た脳梗塞患者からの問い合わせが札幌医大脳外科に殺到しそうです。まだ完全再生というよりはレギュラー選手に代わって補欠の細胞が出場してきて補充しているレベルと考えた方がいいでしょう。しかし、この研究には夢があります。
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