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2007.11.01 19:45 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  医療事故  |  侍脳外科医  | 推薦数 : 7

パート医に期待は出来ず

これは某SNSで仲良くさせて頂いている産科医の方が書いた文章をご本人の許可を頂いて紹介します。 

非常勤当直医を常に募集しています。
先日、当直をしてもいいという4年目の先生と話しました。
OO先生のところは、当直帯で緊急帝王切開があっても当直医は入らなくてもいいんですか?」と聞かれ、一瞬、何のことだかわかりませんでした。
「緊急の場合は、常勤の到着を待たずに自分で麻酔かけて手術始めてないとならない場合もあるのよ」
と言おうと思って、つい止めてしまいました。
なんだかなー・・・ 
 

この4年目の先生の気持ち分かります。非常勤の分際で手術まで入る?入って訴えられたらバイトで来ているのに溜まんないし~翌日は常勤医としての仕事があってきついしー 

OO先生としては産科医不足で毎月半分は当直している多忙の身、非常勤でも4年目なんだから手伝って当然でしょうー 

猫の手も借りたい位、人手不足の産科医事情を考えますとOO先生を応援したいのですが、もし自分が4年目の産科医の立場だったらどうでしょうか? 

出来ることなら当直しても何もない、睡眠がとれて翌日の常勤医としての業務に支障がない方がいいなあ~って思います。ましてや「私は非常勤だから手術には入らず急患の外来、病棟に専念させて欲しいわ。手術なんてリスクのあることバイト先でしたくないし~。」なんて思います。 

バイトする医師の側、それを受け入れる常勤医の側、それぞれに言い分があって難しいのですが、産科に限らず津々浦々よくある問題なのです。一つ言えることは日本中で非常勤医師が増えていくことは医療の質が明らかに落ちるということです。行政側が医師不足を非常勤医師派遣で一次しのぎをしようとする策をとると必ずそのツケは必ず患者さんに跳ね返ってきます。

 

 医療の質を上げるには常勤医師を増やして、非常勤医の割合が少ないこと。これが理想なのですが日本の多くの病院が非常勤医に頼っているのが実情です。   

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