先日久しぶりに漫画を読んだ。
JIN―仁;現代の脳外科医・南方仁は頭部裂傷の緊急手術の執刀中、頭蓋骨内封入奇形胎児を発見、摘出する。手術後、謎の声が“元ヘ戻シテ”と仁に囁き、更に仁は逃走したオペ患と揉み合ううち、何と幕末へワープしてしまう。近代器具なき現代医・仁の医術は幕末に通じるか?
ふと、我を省みる。
脳卒中とはじめてかかわったのは、
小学校2年生の時、祖父が脳梗塞で倒れたのが最初です。
為すすべなく4病日で亡くなりました。
それから二十余年経ち、自分には知りえない
先人達の苦労の積み重ねにより、
脳卒中医療は目覚しい発展を遂げたのでしょう。
元々、脳神経外科に興味があって医学部に入学したわけではなく、
全く違う診療科に進もうと考えていましたが、
ひょんなことからこの世界で生きていくことになりました。
小心者かつ不勉強の自分が、
今まで脳神経外科の世界で生きていける事ができたのは
奇跡的なことであると喜んでいる反面、
背景として深刻な脳神経外科医不足があるのだと
ひしひしと感じています。
参考;
産科医療のこれから
わが国の脳神経外科医は多いのか(2007年7月4日)
例え、国が医療費抑制政策を打ち出そうとも、
医療訴訟がますます増えようとも、
21世紀初頭という時代の日本の医療現場に突然放り出されて、
自分は医師として何ができるか?脳外科医として何ができるか?
その都度自分のスタンスを確認しながら、ふと思ったことを書き綴ろうと思います。
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