侍脳外科医
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< もやもや病と動脈瘤の合併 | メイン | <昔は長命、今は短命> >

Season 1-1-2 脳挫傷、外傷性脳内血腫

25 歳女性。公園で暴行を受け受傷。GCS 6点。血圧80/60. 鈍器で頭部を殴られ、上腕の外傷、裂傷のほかに胸部聴診音に左右差あり。右瞳孔散大。CT所見は供覧できず。 緊急手術となる。開頭時にDr.Burke は動脈性の出血源を確認し、止血した。
"She's going to spend a long time in recovery and rehab."
" If she survives."と予後は悲観的であるよう。 
 Burkeが何だこれは?と鉗子でつまみ上げたものがあったが、男性のBurke自身がなんだか分からなかったのに、女性研修医のMeredithが
 "Penis. She bit off his penis."と断言した。

被害者Allisonは、Meredithと同じ靴を履いていた。その後犯人が見つかるまでの間Meredithが切断されたペニスの一部をクーラーボックスに入れて保管することになったが、次のシーンで犯人が腹部外傷で搬送される。ペニスは縫合されず。また人工呼吸器管理のAllisonの頭蓋内圧が亢進したため、緊急で減圧開頭を行った。

術後しばらくして覚醒した Allisonに"Welcome back."とやさしく微笑むDerekが印象的です。

<参考> GCS (Glasgow Coma Scale)
 開眼、言語反応、運動反応の3つについて、点数化をして表したもの。点数が低いものほど、意識障害が重いことを示す。15点満点で、最低点は3点。8点以下を重症として取り扱う。
                スコア
1.開眼 eye opening    

   自発的に開眼する            4
        呼びかけで開眼する         3
        痛み刺激を与えると開眼する 2
        開眼しない            1
2.言語反応 verbal response  

        見当識の保たれた会話  5
        会話に混乱がある        4
        混乱した単語のみ        3
        理解不能の音声のみ     2
        なし              1
3.運動反応 best motor response      

        命令に従う        6
        合目的な運動をする     5
        逃避反応としての運動  4
        異常な屈曲反応      3
  
        伸展反応           2
        全く動かない          1
        合計(正常)          15

JCS (Japan Coma Scale)
 覚醒の程度で分類したもの。数値が大きくなるほど意識障害が重いことを示す。
3.刺激しても覚醒しない(deep coma, coma, semicoma)    300 全く動かない
   200 手足を少し動かしたり顔をしかめたりする(除脳硬直を含む)
   100 はらいのける動作をする
2.刺激すると覚醒する(stupor, lethargy,    hypersomnia, somnolence, drowsiness)
   30 痛み刺激で辛うじて開眼する
   20 大きな声、または体をゆさぶることにより開眼する
   10 呼びかけで容易に開眼する
1.覚醒している(confusion, senselessness, delirium)
   3 名前、生年月日がいえない
   2 見当識障害あり
   1 だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない 
 そうすると本例はGCS 6点ですから、E1V1M4という感じでしょうか。これはJCSだと200でしょうか。痛み刺激で払いのけず、手足をピクリと動かす程度でしょうか。

GCSはやや煩雑ですが、JCSのスコアで意識レベルが分かると、当直医から呼び出しを受けた場合でも、状態を把握しやすいです。当院では研修医、看護師、救急隊に某メーカーが作った胸ポケットに入るプラスチックの表を配っております。
Cosy in the rocket/psapp (Grey's anatomyの主題歌)
http://jp.youtube.com/watch?v=ywSbv-AyZtg

 

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家に帰ってまで医療系の番組は見たくなかったので、この番組は1回しか見たことがありません。2回まで読ませてもらって結構おもしろそうですね。日本でも受けるかもしれませんね。ERも少しマンネリ化して飽きてきた方も多いでしょうから。
それにしてもこれってアメリカ版サダのようなお話でw

 -私も最初は解剖の教科書と何の関係があるのだろうと思っていましたが、わりと脳神経外科領域のケースがでてくるためか、みているうちに面白くなってきました。登場人物の5人の研修医、自分の研修医のときと照らし合わせて、なかなか共感がもてる場面もあります。日本ではseason 2のDVDがレンタルで出たところです。 侍脳外科医-
written by Tai-chan / 2007.09.24 11:07

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