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2007.09.19 13:15 |  診療  |  侍脳外科医  | 推薦数 : 12

ヒポクラテスの誓い

 The Oath of Hippocrates

The Oath of Hippocrates 

ヒポクラテスの誓い(原文:小川鼎三訳) 

医神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイアおよびすべての男神と女神に誓う、私の能力と判断にしたがってこの誓いと約束を守ることを。

この術を私に教えた人をわが親のごとく敬い、わが財を分かって、その必要あるとき助ける。その子孫を私自身の兄弟のごとくみて、彼らが学ぶことを欲すれば報酬なしにこの術を教える。

そして書きものや講義その他あらゆる方法で私の持つ医術の知識をわが息子、わが師の息子、また医の規則にもとずき約束と誓 いで結ばれている弟子どもに分かち与え、それ以外の誰にも与えない。

  • 私は能力と判断の限り患者に利益すると思う養生法をとり、悪くて有害と知る方法を決してとらない。

  • 頼まれても死に導くような薬を与えない。それを覚らせることもしない。同様に婦人を流産に導く道具を与えない。

  • 純粋と神聖をもってわが生涯を貫き、わが術を行う。

  • 結石を切りだすことは神かけてしない。それを業とするものに委せる。

  • いかなる患家を訪れるときもそれはただ病者を利益するためであり、あらゆる勝手な戯れや堕落の行いを避ける。女と男、自由人と奴隷のちがいを考慮しない。

  • 医に関すると否とにかかわらず他人の生活について秘密を守る。

  • この誓いを守りつづける限り、私は、いつも医術の実施を楽しみつつ生きてすべての人から尊敬されるであろう。もしこの誓いを破るならばその反対の運命をたまわりたい。

Blogをはじめるにあたって何が一番大切なのかと自問した時、われわれが医師を志したときの原点「ヒポクラテスの誓い」が真っ先に思い浮かんだ。医師がこの初心にいつも立ち戻ることができる医療環境こそが,医師にとっても患者さんにとっても幸せになれると思う。しかしいまの日本の医療行政、医療訴訟の現状、マスコミおよび国民の要求は、医師が初心に立ち戻ることさえ許してくれない。この現状に憂うことだけではなんら変化しない

「ヒポクラテスの誓い」の心で、現場で働く我々が声を上げ、行政、国民に訴え続けていかなければと思っている。

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