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術中損傷・再開腹をしてしまったと聞きました。
患者さんに後遺障害が残らなくて、幸いでした。
上級ドクターと入ったopeとは言え、執刀医だったのですから、責任を感じるでしょう。
苦しい最中と思いますが、今、やるべきことがあります。
まずは、患者さんに真摯に向き合って下さい。
もしかしたら、訪室を拒まれるかも知れないけれど、
それでも毎日、患者さんの状態を診察し、気持ちを受け止めましょう。
経緯を詳細に説明し、丁寧に謝って下さい。
人間ですから、逃げたい気持ちになるかも知れませんが、逃げちゃだめ。
先生が持つ全ての能力を駆使して、患者さんの気持ちを想像して下さい。
それから、何故そうなってしまったのか、しっかり分析しましょう。
2度と同じことを繰り返さないためにも、記録しておくのがコツです。
類似の事故報告があるはずですから、文献検索もして下さい。
今読むと、とても頭に残ると思います。
落ち込まないで、と言っても無理ですよね。
ですが、100%安全確実な手技は、あり得ません。
このことを肝に銘じて、常に謙虚な姿勢で手術をしましょう。
患者さんにご迷惑をおかけしながら若手が成長していく、という構造が、
苦しいのですが、医学の宿命です。
この意味からも、患者さんに対する敬意を忘れてはなりません。
この状況で先生がどう行動するか、皆が見ています。
患者さんも、スタッフも、上級ドクターも。
もちろん私も、見守っていますよ。
先生なら、きっと大丈夫。
思い切り落ち込んで、適当なところで帰って来て下さいね・・・
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・・・と言ってあげたいのですが、えらそで照れくさくて、言えません。