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早朝、分娩が何件も重なったために、病院に呼ばれました。
深夜帯は助産師2人、医師1人ですので、
同じような時間帯に3件以上お産が重なると、対応し切れないことがあります。
結局その日は、4人のお産と、破水入院が重なりました。
朝になって、通常業務が始まる頃には全て無事に終了し、ほっとします。
朝からよく働いて、いい気分です(笑)。
これが通常業務中だったら、と思うと、実はぞっとするのです。
以前は今より産婦人科医がいましたので、「分娩当番」を置くことができました。
今は産婦人科医が不足して、分娩当番を置くことができなくなり、
全員がフル回転で外来やopeをやっていますので、
通常業務中にお産があると、外来や、場合によってはopeを抜けなければなりません。
外来は滞るし、opeも中断せざるを得ませんので、
1件でもお産があると大変なのに、4件もあったら
患者さんに多大な迷惑をおかけしてしまいます。
体力的にはきつくても、時間外にお産があった方が、はるかに楽なのです。
以前聞いた、「産婦人科医たちの都合に合わせて、平日の昼間にお産になるように
薬を使ってコントロールしているのだろう」という話を思い出し、
現実とのギャップに、苦笑します。
早朝病院に駆けつけてお産を取っても、完全にただ働きですが、
病棟に現れた私の姿を見て、助産師が
「あああっ、なな先生~~!!」です(笑)。
あれを見たら、もうなんにも要りません。
また、「打てば響く」関係は大切、
この話を師長にそのまま話ました。
そしたら、さらに師長が助産師たちに話してくれたらしく、
「先生、おかげで師長に誉められましたよ。ありがとう!」
いろんな形で多くの人に支えられながら、産科医療ができているのだと感じます。