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季節柄、風邪をひいた妊婦さんが何人も受診されます。
風邪をひいた妊婦さんは、大体2通りのタイプがあるようです。
まず、赤ちゃんが元気だとわかると、安心するタイプです。
このタイプの妊婦さんは、赤ちゃんの心音を聞いて、エコーで元気な姿を見ると
ほっと笑顔になり、安心して帰って行きます。
もうひとつは、風邪薬を希望するタイプです。
妊娠中でも、病院が出すお薬なら安心と思っていらっしゃるのでしょう。
咳やくしゃみ、頭痛などつらい症状を取るために、お薬がほしいとおっしゃいます。
風邪をひいた妊婦さんたちに、お伝えしたいことがあります。
40度近い高熱が続かなければ、風邪自体が赤ちゃんに影響することはありません。
昔からある風邪の治し方で、充分です。
おうちであったかくして保湿して、栄養と水分を摂って、寝ていて下さい。
ママにとっても赤ちゃんにとっても、それが一番。
寒い中病院に行ったり、風邪薬をのむことに、あまりメリットはありません。
もし「インフルエンザかな」と思ったら、病院に行けば検査はできますが、
インフルエンザの薬は使えません。
妊婦さんでも使える解熱剤はありますので、高熱が続いたら病院に行って下さい。
そして、病院にかかる場合は、なるべく急患にならない時間帯に行って下さい。
最近は、どこの病院も急患で一杯で、一刻を争う患者さんの治療が優先されます。
寒い中待たされたら、たいへん。
かかりつけの病院がお休みの場合は、
救急病院にかかる場合でも、必ず電話をしてから行くようにして下さい。
ドクターは全員手術中、なんてこともあります。
個人病院も、時間外はぎりぎりの人数で切り盛りしていますので、
なるべく時間内にかかるようにしましょう。
施設によりますが、60歳70歳の助産師・看護師が
数日に1回当直しているのが現状です。
限られた医療資源=医療設備と医療者の労働力を、本当に必要な患者さんのために使えるよう
協力して下さい。
妊婦さんの風邪以外にも、こんな場合は「本当に今すぐ救急受診するべき?」と、
まずは一旦考えましょう。
・妊娠初期の、ごく少量の出血
・妊娠中の、休めばおさまる程度のお腹の張り
・妊娠中の便秘や腰痛
・生理痛
・避妊の失敗
もうひと言。
臨月の陣痛や破水で、あわてて救急車を呼ばないようにしましょう。
まず大きく一回、深呼吸をして、かかりつけの病院に電話します。
そして落ち着いて、お産のために準備したバッグを持って、自分の足で病院に行きましょう。
それで充分、間に合います。
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コメント
コメント一覧
>陣痛や破水で、救急車を呼ばないで・・・
「すぐに、かかりつけの病産院に電話をしてください。特に破水のときは、破水していることをきちんと伝えるようにしてください。
陣痛は、定期的に10分間隔くらいになったら・・・、というのが一応目安ですが、初産の人は、10分間隔になってすぐ電話しても、なかなか出産にならないことが多いです(経験上)ので、病院の状況次第では、もうしばらく様子を見てから来てください、といわれることも、あるかもしれません」。
感激しました。
なな先生の視点。目からうろこです。
ブログを通して私達ができること
それを先生から教えていただいた気がします。
>感激しました。
同感です。
なな先生は多分私よりお若い方だと思うのですが、
お人柄から学ぶことも多く、本当に素敵な方だなあといつも感激しています。
どうぞ先生も風邪など召しませんように、お仕事頑張ってくださいね。
なな先生,
間違ってもNSAIDsを使用しないことは注意しておいた方がよいのではないでしょうか?
とっても悲惨なことになりますから...
以前2回ほどコメントをさせていただいた内科勤務医の花はなです。昨年の10月に第2子を出産しました。今は2歳児、0歳児の育児に振り回された生活をしています。なな先生、ご結婚されたとのこと。本当におめでとうございます!
医師としては救急病院に派遣されていたときは、当直中は2時間仮眠がとれればよいほうでした。夜中ではなく日中の時間帯にかかった方が良い患者さんが多く夜中に訪れていました。なぜ夜中にくるのだろうと思うことも多かったです。
妊婦としては、2人目の妊娠なのに、不安になってしまうことはありました。妊娠初期の出血。夜中にはじまるとかなり心配です。翌日の診療時間を待って見ていただきましたが、当直帯の忙しさなど知らない妊婦さんはだったら救急外来を受診してしまうのかもしれません。この不安を上手にとりのぞく方法があれば、時間外の受診は減るのでしょうね。
お産の際は、数日前から前駆陣痛があったため自宅で様子を見ていたのですが、いつもより痛みが強いのでかかりつけの産婦人科に電話して受診したところ、分娩台に移動して10分で出産になってしまいました。先生には「もう少し早く来てほしかった」と言われました。もし前駆陣痛で夜中に受診したら申し訳ないと思って様子を見ていたのですが、なかなか受診のタイミングは難しいなと思いました。
時間外でも各自治体に電話などで気軽に相談できるシステムがあったら、多くの患者さん、妊婦さんがもう少し的確な時間に受診することができるようになるのではないかと思います。
長々と書いてしまい申し訳ありません。
なな先生も体に気をつけてがんばってくださいね。
なな先生のこのBlogを妊婦さん全員に紙に書いて配りたいぐらい!!
というか、日本ではこの手の情報が患者さんにはいきわたってなくて、とにかく心配なときは、みんなで病院に押し寄せてしまいます。(医療費の無駄!医者の労力の浪費)
私はアメリカで妊娠出産を2回しましたが、アメリカの産婦人科医はやはり、3日に1回以上の当直の頻度のようです。(帝王切開があるときは随時夜でも呼び出されるだろうし)
私がかかっていたクリニックでは、妊娠して 心配な症状(風邪、セキ熱、下痢等)が出たときの対処方法、飲んで良いクスリ、悪い薬、医者にこなければいけないサインについて、こまごまと説明してある印刷物をくださいました。
こうやってやたらめったら、クリニックに来なくて良いように患者さんの選別(悪い意味ではありません。トリアージ)ができているのです。 医療費が高いというのが一番ネックになっていると思いますが、みんなやたらめったら、クリニックには行きません。
日本でも産婦人科医の労力の浪費がされないような効率の良い受診が出来る妊婦さん(患者さん)が増えてくる&(システムの改善)をのぞみます。
azukiさんのコメントにヒントを得て、
本文にちょっと書き足してみました。
お知恵を下さって、ありがとうございます。
他でもない先生にそんな風に言って頂いて、
小躍りしたくなるほと感激しています。
突然元気になった私を見て、周囲が不審がっています(笑)
TB、ありがとうございました。
早速拝読しました。
いつも温かい言葉をありがとうございます。
仕事、頑張ります。
chibitamaさん、HNがかわいいこともあって、
きっと私よりお若い方だと思っているのですが・・・
さて、真実はいかに?(笑)
何時も的確なアドバスを下さって、ありがとうございます。
解熱鎮痛剤は、アセトアミノフェン系を使いましょう。
妊婦健診をやっている病院には、置いてあるはずです。
温かいお祝いのお言葉を、ありがとうございます。
そうなんですよね。
受診のタイミングを見計らうのは、難しいと思います。
妊娠初期の出血についても、例え受診したところでお薬も治療もなく、
ただ赤ちゃんが無事であることを確認するだけになってしまうけれども、
それでも不安だという妊婦さんの気持ちは、わかります。
花はなさんのおっしゃるように、
まずは電話で相談することが一番妥当な方法と思うのですが、
なかなか気軽に相談できないのが現状です。
そんな中、総務省が「子育て中の小児科医・産科医が、自宅で一般の方からの電話相談を受けるシステムをつくる」と言い出したそうです。
読んで、眩暈がして来ました↓
http://blog.m3.com/Fight/20080205/2
課題は山積みです。お互い頑張りましょうね。
印刷物のお話、大変参考になりました。
外来で説明はしていますが、印刷物なら読み返せます。
夜、不安になった時に開いてもらえれば、
少しは安心材料になるかも知れませんね。
当院でも作れないか、考えてみます。
ありがとうございます。
医療資源が豊かにあれば、患者さんにも充分な医療を供給できるのですが、
残念ながら、医療資源は枯渇の一途を辿っています。
このような状況下では、自分が本当に救急処置が必要になった時のためにも、
普段から、私も含めてみんなで、資源を大切にしたいですね。
本当にお優しい呼びかけです。
妊婦さんって些細なことでも不安になりますよね。
私のときもこんなチラシがあったらよかっただろうな。
な~んて、産科経験ナースですら自分の時は
あたふたしてしまっていました。
誰もいないときに陣痛きたらどうしよう・・・とか
朝のラッシュ時に陣痛来ませんように・・・
便秘のときに力んで一緒に生まれたらどうしよう(笑)・・・とか。
本当に人のために尽くそうとしていらっしゃる。
なな先生が見る夢はお産をとっている夢かしら。
解りやすく、だけど要点はしっかり押さえている。
こういうことを、一般の方に周知して言って貰えば、少しずつ医療現場は良くなって行くんでしょうね(^^)
こんな風にガイドラインを母子手帳配布の際にしてくれたらと思いました。
私は1人目長男3歳の時は、張りを感じていたものの仕事をしていたために、大丈夫だろうと自己判断していて、定期検診で「ちょっとお腹が・・・」と伝え検査したら子宮頚管が短くなっており、切迫早産で7カ月から出産まで入院してしまいました。突然入院になってしまったので、職場にもかなり迷惑をかけてしまいました。
昨年9月に2人目を出産しましたが、その子を授かってすぐぐらいの頃、仕事も忙しい日々がつづいていました。少量ですが出血が続き、電話で数か所問合わせしました。
量がふえなければそのままでも大丈夫、増えたらすぐ受診してください。という病院と、心配でしょうから、今からすぐこられるなら診察しますという医院とありました。
初めての出血で、1人目は逆子で帝王切開だったので、何か子宮に??など不安でしょうがない私は医院を受診したのですが、結果は問題ありませんでした。きっと受診しなくてもよいケースだったのでしょう。
受診のタイミングは難しいですね。でも、なるべく不安を取り除いてもらえるような情報があるのとないのとでは全然違うとおもいます。産婦人科に限らず、小児科などでも。
小児科から総合病院を時間外になるけれど、すぐ受診するようにと言われ、病院に行くと、時間外なのに普通の(といったら語弊がありますが)患者さんがたくさんいるのに驚いたおぼえがあります。
必要な人が必要な時に受診できるようにしないと、医療を受ける側も、提供する側も不利益なことばかりですね。
私がお産をした病院では、妊婦検診のお会計の度に渡される予約票に、次回の予約日時に加え、なな先生がお書きになったような内容の注意書きと、24時間対応の電話番号が記載されていました。実際に何度かその電話番号にかけたことがありましたが、いつもワンコールで助産師さんが出てくださり、丁寧に話を聞いて下さいました。なな先生の記事を読んで、自分がお世話になった病院は行き届いていたんだなぁと再認識しました。
先生の文章、簡潔、明瞭、説得力があってステキですね。
私はまだ独身ですが、勉強になりました。
なんだかブログ上だけではもったいないですね。パンフレットにしていろんなところに常置したいですね。
お久しぶりです。
やっと、試験が残すところ一つとなり、久々にこちらに参りました。
妊婦さんだと、赤ちゃんが心配になってすぐ救急にという方も多いようですね。
先生のおっしゃる通り、落ち着いて考える事が重要ですね。
そういえば、先月のLancetに、妊婦さんに対するインフルエンザワクチンについての論文が載っていましたね。
最も、日本では現在は禁忌のようですから、あまり関係ないという話もありますが。
15年くらい、月に6回~8回の当直、呼び出しは随時という状況だったのですが、普段の診察で大切な情報を伝えることは大切ですね。当直のうち二回に一回は夜中二時から三時くらいの緊急入院でした。入院後のこともありますから、夜中の緊急入院は消耗します。そのまま次の日は普通に勤務、その翌日か翌々日は当直といった感じでした。
ということで、私が勤務している病院のある精神科医は、一昨年の冬、心筋梗塞で倒れて今も療養中、私も薬を飲みながら療養中です。しかし、常勤の精神科医は三人です。四月からは、療養中の二人だけになるかもしれません。
中年以降に過労でダウンすると、あとの回復がなかなかです。そのため、時々やりきれない思いを感じます。今も週に一回、当直という名の夜勤に入っています。
やりきれず、もう死のうかと思ったことがたびたびあります。しかし、死んでしまうと、病院は崩壊となります。
一ヶ月くらい前、診察の合間に、経営側が相談にきました。「先生、体は大丈夫ですか?」「どうにも回復しません。ご迷惑をかけすみません」「また長く休まれると困りますから」「外来と当直以外は、いろいろと不規則な勤務になることが多くなると思いますが、かまいませんか?」「決して、無理しないでください」とのことでした。
今も療養中ですが、週に50時間にはなります。きちんと療養を続けている患者さんは、しっかりしていて、以前のように真夜中にということはなくなりました。
普通なら、私はもうクビですね。急に怒りだすこともあったのですが、患者さんも気を使ってくれ、診察が終わると、「先生もお大事に」となる毎週だったりします。午前の外来が六十人を超すこともよくありますが、続けてでは体が持たないため、午後に回ってもらい、一時間くらい休憩して、昼食して一休みしても、苦情がないのには、助かっています。
不養生ですが、タバコが好きですから、しんどい時は五分くらい休憩させてね、ということで、携帯灰皿を手に戸外に出て、一服しながら気分転換し、うがいと手洗いをして、診察を再開しています。
職員と患者さんの配慮のおかげで、どうにか持っている状況です。
私のアメリカでの経験が少しでもお役に立てるようで、とてもうれしいです。
アメリカで配られたその印刷物の良いところは
とにかく簡潔!(英語だから余計そう感じたのかも)
多くてもA4両面2枚程度。(読むのがイヤにならない量)
渡されるタイミングのよさ!(必要なときに必要なだけ)
でした。
それから、ひとつ心配なので、書面なので、訴訟のネタにされないように配慮しなければいけないように思います。
良い方向にいくといいですね!!
ブログいつも読ませていただいています。
思いやりのある言葉で
いろんな問題や処し方を投げかけてくださって
いつもありがとうございます。
お医者さんや病院のかかり方については
妊婦さんやその家族には病院や行政、
子どもたちには学校などが
啓蒙してくれたらなあと思いました。
きっと助けになると思います。
産科の知識があっても、いざ自分がその立場になるとあわれるものみたいですね(笑)。
妊娠・出産は自分のことだけではなく、わが子の健康と生命がかかっているからなのでしょうね。
同期の産婦人科女医のお産に立ち会ったことがあります。
せいぜい切れ者の彼女ですが、お産の時には突如として素人と化し
「ねーななちゃん、あたし、お水飲んでもいい?」
と聞かれて、今でも語り草になっています(笑)。
かように一生懸命な妊婦さんたちにとって、どれだけ助けになるかわかりませんが
それでも「こういうのは大丈夫なんですよ」という語りかけがあってもいいのかな、と思い
この記事になりました。
いつも温かい言葉を、ありがとうございます。
K&R先生のコメントを読まさせて
いただいて涙が出そうです。
介護相談をしていて最近高齢者の認知症もですが
うつの方がとても多くいらっしゃると感じています。
ご家族や親戚などにも相談せず、孤立状態です。
説得してすぐに精神科を頼っています。
精神科の先生方はとても丁寧にお話を聞いてくださいます。
ご家族の今までの心労もねぎらってくださいます。
丁寧に話を聞く・・・聴くって・・・大変な労力ですよね。
K&R先生、いつもありがとうございます。
命を落とすことはなさらないで。
いつもいつも先生の記事に深く頷きながら読み入っています。
以前、行政の母親学級の講師を担当していた時には必ずどういう場合に医療機関に連絡した方がいいのか、受診した方がいいのかをお伝えしていました。
けれど大勢の方を対象にすると伝えるタイミングが難しいなぁといつも思っていました。その人が必要としている時ではないと情報が入らないので。
でも、産後に新生児訪問でお伺いすると、意外なくらいに私が話した内容について覚えて下さっていてびっくりしたり…。
『伝えたい』と思いを込めて話したことは、ちゃんと受け取ってもらえるのかしら、なんて嬉しくなったり。
大事なことを読みやすい量を読んで渡せるものにして、医療機関でも行政でもあちらこちらで届けるようにしていけば、いつか多くの人にとっての当たり前になるかもしれませんね。
いつも真剣に妊婦さんや患者さんに向き合われているなな先生の言葉や思いは伝わっていることと思います。
プラス後からそうだった、そうだったと思い返しながら目を通せるものがあると更に嬉しいでしょうね。妊婦も褥婦も記憶力が低下するので(笑)
産科のドクターの言葉(お人柄も、態度も含め)は妊婦さんにとって、とても影響力が大きいので、なな先生から何かを渡されたらみんな嬉しいかも。
妊婦さんが帰ってから家族に説明もしやすいし。
ご家族が妊婦さん以上に心配性になっていることも多いですものね。
前エントリでは温かい励ましのお言葉ありがとうございました!先生に励ましていただいて勇気百倍です。
ところで妊娠中の風邪についての話ですが、私の体験から反省もこめて書かせてください。
二人目妊娠中に、当時一歳だった娘がノロウィルス感染症から風邪をこじらせてしまって、一週間以上ほとんど眠れずに看病していたら抵抗力が落ちて自分もやられました。26週の時でした。
熱(38度位)も出てひどい咳が続き鼻水がすごかったのですが絶対に薬を飲みたくなかったので、すぐ回復すると思っていたのもあり27週の産科健診でも、自分から『水分を取って安静にします。』とお薬を断ってしまいました。
するとその2~3日後なんと中耳炎に!!片耳がほとんど聞こえなくなり慌てて耳鼻科へ。
漢方のみを処方され、『抗生剤は出せないのでひどくなるかも。場合によっては鼓膜切開しましょう』という事で漢方を服用し続けましたが、全然回復せず結局2週間ほどひどい咳をし続けあまり聞こえない耳で過ごしました。
だいぶ風邪も治ってきた頃に29週の妊婦健診。
なんと!!!子宮頚管長がかなり短くなっていました。
産科の先生曰く
『切迫早産になりかかっています。
そもそも正期産における頚管熟化は各種サイトカインによって起こるので、局所的な羊膜絨毛膜炎がなくても、全身に強い炎症反応が起こって大量のサイトカインが放出されたら頚管は反応することがあるんです。
中耳炎になるくらいこじれたんだったらこちらに一度来てもらえば良かったのに!
産婦人科では風邪をこじらせる方が大変なのを知っているので早目に抗生剤を出しますよ。
これ以上、頚管長が短くなったら即入院。』と怒られ、、絶対安静という指示が出てしまいました。
その2ヶ月もの間、家で寝たきりでなんとか運よく臨月に出産できましたが、娘の世話もできず本当に後悔しました。
いやはや、自分の判断で薬を絶対飲みたくなかったためにここまでこじらせてしまったのは大失敗でした。
おまけにひどい咳で腹圧もかかっていただろうし。
言い訳になてしまいますが、健診以外に風邪くらいで産科を受診するのが申し訳ないという気持ちもあったんです、シュン。
受診のタイミングって本当に難しいですね~。
そして、ぴょんさん、恐縮です。
今日は外来診察と当直の予定、昨夜準備をしていたのですが、目がさめても、なかなか体が動きません。横になっていたら、事務長から電話がかかってきました。「迷惑をかけてすまん・・・今日は無理みたい・・・」恥ずかしい限りです。午後四時頃、寝床から起きました。
先週の土曜日、他の医師が診ていた患者さんの家族から苦情が出ていると職員からの相談・・・主治医ではないのですが、状況はわかっていますから、私が対処しました。その家族とは初めて顔を合わせました。不審そうな表情でしたが、細かく説明し、疑問に感じることを何度となく聞き、説明を終えました。家族の表情は和らぎ、「お世話になります。ご迷惑かもしれませんが、最期までお願いいたします」となりました。しかし、疲れました。
過労の結末は、ある時、予告なく訪れますね。昨年の6月21日、帰宅する前は冗談を言っていたのですが、翌朝、体が動かず、焦ったものです。そして七月末まで、病休となりました。
少し遠回りしたため、医師になってから22年目になります。15年前よりその先は、夜昼関係なく、72時間続けて勤務とかもよくありましたが、若かったため、一晩休めば回復していたものです。昔は頑健だったのですが・・・
どうぞ、なな先生も無理をなさらないよう・・・
友達も妊娠中に花粉症の時期になって、「薬が飲めなくて、夜眠れなくて辛い」と言っていました。やはり、花粉症の人は妊娠中はマスクとかの予防しかないのでしょうか?
それから、これって、他の救急外来にかかる時にも共通することが含まれていますよね。私が通院している病院も救急外来に行くときは、事前に電話連絡をするようにと書いてありましたよ。
いつも温かい言葉を、ありがとうございます。
寒い中、風邪をひいた妊婦さんがしんどさをこらえて無理にいらっしゃる姿を見て思った
とても単純な発想でした。
風邪以外にも、応用できそうですね。
受診のタイミングは難しいと、私も思います。
私たちでも迷うことがありますから、ましてや一般の方では
迷うのが当然でしょう。
ただ、中には是非とも診察が必要な場合と、
明らかに急患ではない場合があります。
後者の場合、ご本人のためにも「受診しなくていい」「心配ない」という情報があるといいですよね。
ちなみに、妊娠初期の1回きりの少量出血なら経過観察でも良いのですが、
続いていたのでしたら、やはり受診でよかったのだと思います。
いつも見守って下さって、ありがとうございます。
脳外科シリーズ、楽しみにしています。
その後、如何お過ごしでしょうか。
いい産院ですね。
24時間ワンコールで電話がつながるなんて
患者さんにとってはこんなに心強いことはないでしょう。
本当はそんな医療が理想です。
もっと医療資源が豊富ならいいのに。
お褒め下さって、ありがとうございます。
記事を書いた当初は、風邪を圧して病院にいらっしゃる妊婦さんをみて
思ったことを綴ったに過ぎませんでした。
そこに、コメンターの皆様が、それぞれの立場から
様々なアイディアを出して下さいました。
このブログの、良い特徴です。いいでしょう(笑)
試験、お疲れ様です。
妊婦さんに対するインフルエンザワクチンについては
数年前に日産婦が推奨のコメントを出しています。
欧米ではそれ以前から使われていた実績がある一方で
妊婦さんのタミフル内服は禁忌ですので
学会によってワクチン接種のメリットが認められた形です。
寒い日が続いています。
体調を整えて、試験に向かって下さいね。
静かな悲鳴が聞こえるようなコメント、胸がつぶれる思いで拝読しました。
やさしい精神科の先生が、どうしてそんなことに・・・
ぴょん先生もおっしゃっていますが、
聴くとは、本当にエネルギーの要ることだと私も思います。
K&R先生の大変さの比ではありませんが、
受容と共感が基本の女性外来をやると、ぐったりと疲れますし
場合によっては、外来のベッドにちょっと横になることもあります。
職員の方々も患者さんたちも、先生にいてほしいからこそ
大切にするのだとは思いますが、
病院の崩壊は防げても、先生が崩壊してしまうのでは
悲しすぎます。
ああ、でもこんなこと、私が言うまでもなく、
先生ご自身がよくご存知ですよね・・・
> 過労の結末は、ある時、予告なく訪れますね。
肝に銘じます。
ありがとうございました。
重ねてのアイディア、ありがとうございます。
簡潔と、訴訟の元にならないことは考えていましたが、
渡すタイミング!
これ、重要ですね。
私にはない着想でした。ありがとうございます。
お医者さんのかかり方は、行政や我々が啓蒙するという姿勢でいい、ということを支持して下さって、
勇気を得ました。
ありがとうございます。
最近は行政も少しずつ動いていると思います。
東京都の地下鉄各駅で、救急車乱用の自粛を呼びかけポスターが
見られるようになりました。
>子どもたちには学校などが
啓蒙してくれたらなあと思いました。
何だかやさしさを感じる、ひと言ですね(笑)
先生らしくやさしい、
そして聴くことの大変さと、介護の現場でのご経験を踏まえた
見識深く思い遣りあるコメントを
ありがとうございます。
行政のマザー・クラスで受診のタイミングを話すのは、
難しそうですね。
妊婦さんによって、妊娠や疾病に対する理解も違うし、
異常に対する不安も、逆に危機感も違います。
そんなことを深く考え出したら、何も話せなくなってしまいそうです(笑)
それでも、「伝えたい」と思いを込めれば、伝わっているのかと思うと、
励みになります。
いいお話、ありがとうございます。
印刷物は、本気で検討中です。
患者さんの不安を和らげることと、医療資源の効率化も大切な役割ですが
後で産婦さんが読んだら、いい記念になるかも知れないと思うのです。
「あの時、これを見ながら不安と向き合ったんだっけ」と。
産婦人科医にしては、夢見過ぎかも知れませんね(苦笑)。
妊娠中は、大変でしたね。
医学的知識をお持ちの先生でさえ迷われるのですから、
一般の方の不安や迷いは、もっと大変なのでしょうね。
一連のお話ですが、風邪と中耳炎と切迫早産、
どれだけ関連があったか、今となっては誰にも知ることはできなさそうです。
もしかしたら、関係ないかも知れません(風邪と中耳炎はわかりませんが)。
言い換えると、潜在医師先生には責任はないと思いますので、
元気を出して下さい(笑)。
また、産婦人科医が風邪に対して早めにお薬を出すかどうかも、
恐らくドクターによって、考えが異なるのではないかと思います。
以上考えると、結果だけ見て後で当時の医療行為の是非を判断するのは
いかに危ういことなのか、と思います。
ともあれ、無事にお産なさって、良かったですね。
そんなご経験も、患者さんの気持ちに寄り添えるようになるには
プラスになりそうです。
でも、そんな風に見えるのも、先生のお人柄によるものなのでしょうね。
これから花粉症の季節ですね。
花粉症の妊婦さんには、内服は控えてほしいのですが、
点眼薬と点鼻薬は、症状の強い時には使ってもらっています。
もちろんバリ島さんのおっしゃるように、花粉を防護するのも大切です。
救急外来に電話をしてから行くのは、基本です。
病院側の都合だけではなく、かかる側にとっても
混雑の具合や、当直医の専門を知ることができるというメリットがあります。
お忙しいところ丁寧なお返事ありがとうございました。
>風邪と中耳炎と切迫早産、どれだけ関連があったか、
>もしかしたら、関係ないかも知れません
そうなんですか!!
自分では咽頭鼻腔中耳などの強い炎症が続いた事と、ひどい咳で腹圧がかかった事が要因だと思い込んでいましたが、関連がない可能性もあるのですね。
担当の産科の先生は恐らく可能性の一つとして仰ったのを私が聞き間違えたのかも知れません。
ご教示感謝いたします。
>潜在医師先生には責任はないと思いますので、元気を出して下さい(笑)。
>産婦人科医が風邪に対して早めにお薬を出すかどうかも、ドクターによって考えが異なる
優しいお言葉ありがとうございます。
担当の先生は早めにお薬を出されるタイプの先生だったようで、風邪ひきはじめの健診時に、念のため風邪薬が必要か聞かれたのですが、自分から断ったという経緯がありましたので自己責任だったのです。
出血や胎動の変化があったら目の色を変えて受診したと思うのですが、風邪が原因で胎児に悪影響を与えることはないと思っていて自己判断で薬なしで治そうとしてこじらせてしまいました。
結果的に早産になっても自分の責任だな~と反省しつつひたすら安静にしていたので、なな先生にそう言って頂くと今更ながらものすごくホッとします。
本当にありがとうございます。
私がお世話になった産科の先生方は超多忙の激務の中でもじっくりと妊婦の目を見て不安な点には丁寧に答えて下さる先生ばかりで心から信頼ができました。
(私の中のなな先生のイメージもあの先生たちとだぶっています)
私が春から内科研修をさせて頂く病院はその出産した病院なのですが、あの先生たちの診療姿勢を目標にしながら患者さんの心に寄り添う仕事ができるようになりたいと願っています。頑張ります。
>結果だけ見て後で当時の医療行為の是非を判断するのはいかに危ういことなのか、と思います。
仰るとおりですよね。
昔、剖検後のCPC等での臨床の先生方の反省点や考察を伺っていたときの事を思い出します。
それでも目の前にある最善を尽くそうと努力されていらっしゃる先生方、私の目標です。
病理医としてののご経験、妊娠・切迫早産・分娩のご経験と
先生にしか書き得ない、貴重なコメントをありがとうございます。
自分が患者の立場で医者に関わると、
その時に医者の印象が強く残ることって、わりますよね。
私自身もそうでした。
それを思うと、やはり患者さんには一人一人丁寧に接したいですね。
ベストを尽くしたと思っても、結果が伴わないこともありますが、
それでも尚、ベストを尽くして行きたいと思います。
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