| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | |||||
| 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
| 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
| 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
季節柄、風邪をひいた妊婦さんが何人も受診されます。
風邪をひいた妊婦さんは、大体2通りのタイプがあるようです。
まず、赤ちゃんが元気だとわかると、安心するタイプです。
このタイプの妊婦さんは、赤ちゃんの心音を聞いて、エコーで元気な姿を見ると
ほっと笑顔になり、安心して帰って行きます。
もうひとつは、風邪薬を希望するタイプです。
妊娠中でも、病院が出すお薬なら安心と思っていらっしゃるのでしょう。
咳やくしゃみ、頭痛などつらい症状を取るために、お薬がほしいとおっしゃいます。
風邪をひいた妊婦さんたちに、お伝えしたいことがあります。
40度近い高熱が続かなければ、風邪自体が赤ちゃんに影響することはありません。
昔からある風邪の治し方で、充分です。
おうちであったかくして保湿して、栄養と水分を摂って、寝ていて下さい。
ママにとっても赤ちゃんにとっても、それが一番。
寒い中病院に行ったり、風邪薬をのむことに、あまりメリットはありません。
もし「インフルエンザかな」と思ったら、病院に行けば検査はできますが、
インフルエンザの薬は使えません。
妊婦さんでも使える解熱剤はありますので、高熱が続いたら病院に行って下さい。
そして、病院にかかる場合は、なるべく急患にならない時間帯に行って下さい。
最近は、どこの病院も急患で一杯で、一刻を争う患者さんの治療が優先されます。
寒い中待たされたら、たいへん。
かかりつけの病院がお休みの場合は、
救急病院にかかる場合でも、必ず電話をしてから行くようにして下さい。
ドクターは全員手術中、なんてこともあります。
個人病院も、時間外はぎりぎりの人数で切り盛りしていますので、
なるべく時間内にかかるようにしましょう。
施設によりますが、60歳70歳の助産師・看護師が
数日に1回当直しているのが現状です。
限られた医療資源=医療設備と医療者の労働力を、本当に必要な患者さんのために使えるよう
協力して下さい。
妊婦さんの風邪以外にも、こんな場合は「本当に今すぐ救急受診するべき?」と、
まずは一旦考えましょう。
・妊娠初期の、ごく少量の出血
・妊娠中の、休めばおさまる程度のお腹の張り
・妊娠中の便秘や腰痛
・生理痛
・避妊の失敗
もうひと言。
臨月の陣痛や破水で、あわてて救急車を呼ばないようにしましょう。
まず大きく一回、深呼吸をして、かかりつけの病院に電話します。
そして落ち着いて、お産のために準備したバッグを持って、自分の足で病院に行きましょう。
それで充分、間に合います。