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2007.12.17 08:00 |  診療  |  なな  | 推薦数 : 46

全国医師連盟に希望を託す

産婦人科になって十余年、医療を取り巻く環境は、激変しました。

 

患者さん側には、医療に対する不満、不信感が広がりつつあります。

具合が悪くなった時、まずどこの病院に行ったらいいのか、わかりにくくなりました。

病院に行っても、長い時間待たされて、あっちの診療科、こっちの検査と

一日中歩き回らなくてはなりません。

検査や治療がどんどん発達する一方で、情報が氾濫し、

自分の受ける医療がどんなものなのか、理解しにくいような状況になってしまいました。

産婦人科の領域では、産婦人科医の減少に伴い、

遠距離通院、長時間待ちの傾向は増悪する一方で、

緊急時のママと赤ちゃんの安全さえ、確保されていないのが現状です。

 

医療者側も、じわりじわりと苦しくなっています。

限られた労働力を120%使って診療にあたっても、

手が回らないと「義務を忘れた医師たち」と書きたてられてしまいます。

患者さんの、医療に対する要求はエスカレートする一方で、

医者の労働環境は悪化する一方です。

義務は膨れ上がり、権利はないがしろにされています。

 

しかし、我々医師は、心身ともに良好な状態でないと、良い医療は提供できません。、

 

こんな状況は、患者さんにとっても医師にとってももう限界、

変えて行かないとなりません。

 

しかし、何も変えなければ、何も変わりません。

 

もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、

「全国医師連盟」という組織が、産声を上げようとしています。

全国医師連盟設立準備委員会:http://www.doctor2007.com/index.html

 

診療環境改善の活動

医療問題の社会啓発

医事紛争解決と医師の自浄機能

 

この3つを、組織の目的として掲げています。

 

この組織に関わる、志と行動力、洞察力を持った先生方を、応援しています。

 

 

旧約聖書「伝道の書」、私の座右の銘です。

 

天が下のすべての事には季節があり すべてのわざには時がある

生まるるにときがあり 死ぬるには時があり

植えるには時があり 植えたものを抜くには時があり

殺すに時があり 癒すに時があり 壊すに時があり 建てるに時があり

泣くに時があり 笑うに時があり 悲しむに時があり 踊るに時があり

石を投げるに時があり 石を集めるに時があり

抱くに時があり 抱くことをやめるに時があり

探すに時があり 失うに時があり 保つに時があり 捨てるに時があり

裂くに時があり 縫うに時があり 黙るに時があり 語るに時があり

愛するに時があり 憎むに時があり 戦うに時があり 和らぐに時がある

 

今、戦う時です。

全国医師連盟の先生方、どうか、頑張って下さい。

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