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当直明けの朝。
外は快晴です。
ん〜、気持ちいい。
ふと見ると、朝食のメニューはサンドイッチ。
外で食べない手はありません。
サンドイッチと牛乳を持って、病院の庭に出ました。
五月の緑が、徹夜明けの目にしみます。
少し食べたところで、白い犬が寄って来ました。
首輪をしていますが、毛が汚れています。
家出中の犬かな?
犬は全く警戒した様子もなく、私の横におすわりをして、
期待を込めた目でじっとこちらを見ながら、しっぽを振っています。
「食べる?」と聞くと、一段としっぽを振ったように見えました。
食べ終わったら行っちゃうだろうと思っていましたが、
犬好きは犬が知るのか、
今度は甘えた声を出しています。
「遊ぶ〜?」
白衣一枚だめにする覚悟で、
犬と、おいかけっこ&プロレス!
我を忘れて犬とじゃれていると、
突然、小さな女の子から、声をかけられました。
「ワンちゃん、どっか悪いの?」
一瞬「え?」と思いましたが、はっと気づきました。
白衣の人の前で、犬がお腹を見せていたので、
お医者さんが犬の診察をしていると思われたのでしょう(笑)
病院にいながら、お医者さんであることを忘れた瞬間でした。