| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 |
2月18日(日)は、東京マラソンでした。
都内の約600ヶ所の道路で、通行止めになっていたそうです。
多くの時間を病院で過ごし、世事に疎い私は、
それを知らずに愛車で病院に向かいました。
ほどなくしてあっちで迂回、こっちで渋滞となり、
病院到着予定時刻を過ぎてしまいました。
入院患者さんと診察の約束をしていましたので、遅刻する旨病棟に連絡すると、
約束していた切迫流産の妊婦さんが、出血しているとのことです。
休日だしゆっくり行けばいい、と鷹揚に構えていた気持ちが、一気に吹き飛びます。
しかし、迂回を繰り返して、どんどん病院から遠くなるし、
交通量も増える一方です。
しびれを切らして、警官の前で停車しました。
身分と、入院中の妊婦さんが出血していることを説明し、
「中区(病院の所在地、仮名)に抜けたいのですが、どうしたらいいでしょう」
と言うと
「中区もヘチマもないよ、あっちに行くしかないね」
わかりました、ありがとうございます、と、その時は言われた通りにしましたが・・・
「中区もヘチマもない」だと??
警察にとっては、産婦人科医が急いでいようが、妊婦さんが出血していようが
知ったことではない、ということでしょう。
せめて近道を教えてもらいたかった、などというのは
医者のエゴなのかも知れません。
それにしても、産婦人科医であるなしに係わらず、一市民を馬鹿にしていませんか?
いえ、それとも私の風体が、医者には見えなかったのかな・・・
(何しろ、ジーンズにダルメシアン柄のシャツしたので)。
結果として、その妊婦さんは流産してしまいました。
流産は、一度始まってしまうと、どうやっても止めることはできませんので、
私が早く病院に到着したところで、結果は同じです。
ですが、その時に主治医として傍にいることができたら……
などというのは、欲張り過ぎかも知れませんが。
奇しくも1年前、福島県立大野病院の加藤克彦先生が不当逮捕された日と同じ、
2月18日のことです。
警察の、医療に対する姿勢が、垣間見える一件でした。
固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
コメント
コメント一覧
いいペースでハーフを超えて、後半に入った時、遠くからどんどん近づく救急車の音、そして私の前に立ちはだかる警官、レースの中断でした。
アメリカの場合、こういった場合に無視したら『撃たれる』可能性もあるのですが、緊急事態ということであれば、マラソンなんか二の次で、パトカーで先導してくれるくらいの気概が欲しいものですね。
その警察の物言い、本当に腹立たしいですね。
中にはたしかにマジメにやっている警察官もいるみたい
ですけれど、ときどきさほど邪魔でもない住宅街で
ミニパトに3人も乗った婦警が駐禁とか捕っていると
楽そうでいいなーと思います。
もしもの場合を考えて、抜け道の地図ぐらい、携帯して
おいて欲しいですよね。
※ なな先生~動きやすいとはいえ、ラフなスタイルでしたねー(笑)
ランナーでもある先生にそう言って頂いて、
ちょっと救われます。
私の方にも反省すべき点はあるのです。
かなり大々的に交通規制のことは掲示されていたらしいのに、
それを見ていなかったのですから。
とは言え、街中がマラソンにうかれる東京の片隅に
こんな妊婦さんと産婦人科医がいたことを、埋もれさせたくない、という気持ちから、つぶやいてみました。
そう、真面目な警官もいますよね。
本文中にも書いたように、その風体から
「医者と偽ってずるをしようとした不審者」と思われたのかも知れません(笑)。
その一方で、やっぱり警察にとっては産科医療が崩壊しようがどうなろうが関係ない、だから福島事件の影響が全国に波及している現状を見ても何とも思っていないのだと、失望と納得もしました。
コメントを書く