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2006.09.13 21:12 |  診療  |  なな  | 推薦数 : 3

アキちゃん、お見事

妊婦健診には、小さいお子さんを連れてくる方がよくいらっしゃいます。
大きいお腹で、小さい子を連れて外出するだけでもかなり大変なはずです。
おまけに病院は、待ち時間が長くなってしまいますので、
2人目、3人目を妊娠されて健診にいらっしゃる妊婦さんには、脱帽です。

先日も、3歳くらいの男の子を連れた妊婦さんが健診にいらっしゃいました。
男の子は、診察室に入った時からご機嫌ななめでしたが、
診察中にぐずり出し、しまいに泣き出しました。
隣の部屋の診察まで邪魔しそうな大きな声で、わーんわーんと泣きます。
お母さんがなだめても、全く聞きません。

すると、お腹を出そうとしていた妊婦さんが、ちょっとすみません、と
身体を起こして、診察室の外に顔を出しました。
アキちゃん、と呼ばれて入って来たのは、5歳くらいの男の子。
無言で入ってきたアキちゃんは、お母さんと、火のついたように泣きじゃくる弟を一瞥すると、
弟の手をむんずとつかんで、外に行ってしまいました。
弟は泣き続けていましたが、アキちゃんに手を引かれてそのままついて出て行き、
泣き声が遠くなりました。
この間、約10秒。

アキちゃん、お見事!


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