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2006.08.29 03:06 |  医療制度 / 行政  |  なな  | 推薦数 : 4

内診は、誰がするべきか

看護師による内診が、問題になっているようです。

 

厚労省からは、看護師による内診は控えるように、という通達が出されています。

これに対し、日本産婦人科学会等から、この通達を撤回してほしいという意思表示がなされていました。

今回の事件は、そのはざ間で明るみに出たものです。

 

この「内診」について。

要するに、触診です。

子宮口の開き具合や児頭の下降度などを、触診によって、分娩進行を評価するものです。

ですので、同時に同じ妊婦さんを診察しても、

診察する人によって、多少所見が違ってくることは、ままあります。

 

研修医だった頃、医局旅行の余興の企画案を練っている時のこと。

「内診大会はどうでしょう」と言ってみたことがあります。

大学病院には、内診所見を会得するために作られた、子宮口と児頭を形どった模型があるのです。

この模型を使って、観客には正解がわかるようにカーテンで仕切って、

医局のえらい先生方に、診察して内診所見を言って頂いて、

どの程度正解できるかで盛り上がってしまおう、という企画です。

 

ところが、これは先輩ドクターに却下されました。

曰く、「全然違ったら、シャレにならないだろ」。

 

内診は、誰がするべきか。 

妊婦さんも、産科医療に携わる人たちも、

みんなが幸せになる形で、問題が解決されますよう。

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