遊佐
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 医療の質を落とすという選択肢 | メイン | もっと逮捕されるべき人たち >

誰が日本の医療を救えるものか

遊佐 / 2008.01.28 09:17 / 推薦数 : 6

風邪なんて、医者に行っても治らない病気なんですけど、開業医の大変大きな収入源になりますよね。じゃぁ、風邪だからと市販の薬を飲んで治らないなぁと仕方なく医者に行くと、肺炎だ、なんでこんなになるまでほっていたと怒らえるw。で、医者に行って診察を受けて薬をもらう方が、薬局で市販の薬を買うよりも安かったりする。。。(もっとも、この例ならば、薬局で薬剤師がもう少し話を患者の聞かないといけないですけどね)

安直な例ですが、これだけでも話せばいろいろな日本の医療の問題点があります。(書かないけどw)
(m3.comの先生方のブログを読んでね^^;)

高齢者医療だって、死ぬ前2週間で、それはもう不必要な延命のためだけの医療費が使われています。(もちろん病院にとって儲けになります、最も最近では、、、そうでもないのですがw)

家族が老人の年金を得るためだけに生き長らえさせられている例だって多いですし、家族も誰一人一度もお見舞いに来ないのに、家族の希望で、できる限りの治療を頑張っている高齢者も多くいます。

かといって、私もまだわかりませんが、「死」そして自分が死ぬかもしれないという恐怖感というものは、自分がそれに直面しないとわかりえないものだと私は内科医として漠然と感じています。どんな人でも、本当に死にかけているなら、やっぱり生きたいと思うものですし、家族が死にかけていればどんなに望みがなくても生きていてほしい、生きていてさえくれれば、、、なのですね。

そして、日本の医療はそれを叶えてしまう。
たとえ、それが病院側の赤字になったとしてもw。

最善で最高の治療をしなければみんなから非難される。
お金は?。
財源は?。

医療費がひとりで1億円以上かかる人も数人。
私が研修医の頃なんて、一人で、受け持ち患者(10~20人程度)のレセプト金額合計は常に1000万円を越していました。そんな医者がいっぱいいる。

えっと?そのお金誰が出してる?。

たった100円で救える命がある。っていうキャッチコピー(私がよく出す誤解例)
確かに救える。
ただ、救ったあと。
その救った人を生かしておくには、数百万とかはるかに超えるお金がいる。
医療、食料、衛生、そして仕事、家庭に育児。

100円で命を救うのがいいのか?命を救わずに死なせてやったほうが良かったのか?。

偽善?。ちょっと違う。

目の前で消えかけている命を救うのが医者。
理由はいらない。

そう、それができてしまうのが日本の医療。

救うために、どんなにお金がかかろうとも、どんなに看護師や医師が過労に陥ろうとも。
そんなこっちゃ知ったことじゃない。

救える医療があるのに、救わないとはどういうことなのって。

これが、もし、救える医療がないならあきらめられる。
救える医療がこの国にあって、それを使い実力を発揮できる医療者がいて、そしてそれを受けることが許される国民皆保険制度がある。

金がない。
支える人もいない。
そんな国のそんな制度。
永遠に、恒久的にできるはずがない。

えっと。話は尽きないですがw。
例えば、研修医に指導するのは本当にしんどい。
指導してできるようにさせるくらいなら自分がすべてやってしまったほうがよほど楽。
さらには、研修医が実力をつけるために「実験台」になってくれる患者がいっぱいいる。
新薬だって治験だって実験台が必要。

日本には、自分は実験台になるのはいやだけど、いい医療が受けたいって人が大半。
じゃぁ?なんで?日本の医療は進んでいくのかって?w。
何でだと思う?。
日本には、実験台でもいいから病院にいたい人がいっぱいいる^^;。
え?そんな日本人いるわけない?

そっかなぁ。

いる。でも、海外のそれと比べて、それはもう、ひどい待遇であるのだけどw。
そんな待遇でもいいから、病院にいたい人がいっぱ~~~いいる。


日本には、ごく普通の治療を行っている、普通の病院がいっぱいある。
えっと。
こういう病院はすべてつぶれてもいいかもしれない。。。
だってね。

私が書けるのはこのあたりまで。
あとは、m3の先生の書いていることが正しいか。
厚生労働所のお役人の言っていることが正しいか。
マスゾエちゃんの言っていることが正しいか。
主治医の先生の言っていることが正しいか。

まだ、選べる。
でも、そのうち選べない医療が増えてくる。

そのうち、人が医療を選べないのではなく、医療を選べる人がいなくなるんだろうなと。

こんな文章、医者が書くべきではないのはよくわかっている。
私自身、普通にいい医療を提供しているつもりである。
私の信頼する経済の人は、日本に借金が800兆円あっても、いかに役人が腐っていても、日本はつぶれることはないらしい。

でもこれだけは確かだと思う。

日本を見捨てる日本人や日本企業がこれから多くなる。
私個人としては、日本国内で日本から独立するような国ができて、そこの国民になりたいなとか思っている。
まぁ、私が生きている間にはここまで変わらないだろうけどw。
ただ。
私には子供がいる。
孫も、、、なんとなく欲しいw。
多分、その孫もみんな日本人だ。

中略

私の嫌いな言葉に、我々国民の税金がという言葉がある。
国民の一部の「税金を払っている」国民の税金がというべきだと思う。

いや、私も払っている、消費税だって立派な税金だ!。ふざけるな、医者だからお金持ちなんだろう!。

いや、普通に車で道を走って、毎日世界中の食べ物が食べられて、医療も警察も消防も機能していて、態度は悪いけど、行政サービスだって受けられる。海外では日本人として守られている。
そのシステムを維持している費用たるや、、、。。。

数百万以上の税金を払っている一部の国民(や企業)によってこの国は支えられている。
だから。
税金を払っている人や企業がこの国を去れば。。。

医療に戻る。
いい医療を提供するには、病院が相当に儲かっていないと不可能であることをどうしても理解できない人が多分多い。
病院が儲かるには二つの道がある。
努力して儲けようとするか、自然と儲かってしまうかのどちらか。

なんかキチガイみたいなことを書き始めているので、いったんこのくらいにしたい。

もう数回の投稿で、m3からは撤退します。

m3ブログの先生方、頑張ってください!。

 

お決まりの、、、遊佐のメインブログはこちら。

女医^^遊佐奈子のお気楽!

イザぶろぐ始めました。(タイトルは変更の可能性大)

女医^^遊佐奈子のイザ

固定リンク | コメント (6) | トラックバック (1)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/nakoyusaBlog/20080128/1/trackback

トラックバック一覧

患者の皆さん、あきらめてください
中央公論1月号の特集、「医療崩壊の行方」の中で、若手医師の匿名座談会ー現場からの提言 という記事があった。「患者のみなさん、まずはあきらめてください」 というタイトルがつけられている。これによると ... [続きを読む]
posted from 天国へのビザ 2008.01.31 17:53

コメント

コメント一覧

げげっ!撤退っすか?
残念です。本ブログの方は続けるんですよね・・・。
written by Atsullow-s caffee / 2008.01.28 10:38
はい^^;
m3ブログは残しておきますがw。

私の書くものはm3には合わないですから。
ブログは趣味とストレス発散のためにこれからも続けます~w。

遊佐奈子
written by 遊佐 / 2008.01.28 14:17
遊佐先生
 医師のほかの医師に対する批判は、強烈です。m3掲示板のやりとりで、頭のいい医師が、お互いに不適切ボタンを押し合いながら、けんかをしています。だから、m3の掲示板は、読んでも、書き込みはしません。どうも、私もアメリカ嫌いの先生方に、無視されている気はします。m3のブログは残しておいてくださるのですね。撤退はさびしいですが、無理をして続ける必要は、ありませんね。
 そしてこの記事で書かれておられるように、本当に日本の医療はどうなってしまうのでしょうか?なにかもうブレーキが、かからないように医療崩壊がすすんでいます。
 でもm3の先生のなかにも、先生のなまか(西遊記の影響です)、いや、なかまがいます。わたしも、居心地が、悪くなったら、やめます。ではまた。
written by DAICHAN / 2008.01.28 18:04
m3掲示板、怖いですね~w。
頭のいい人の考えることは、よくワカランですw。

医者の人も、なんかスゲェ、でもお付き合いはしたくネェ!って人多いです。。。
でも、そんな人ほど出世しますよね。。。
まぁ、一般の社会でもきっと同じなんでしょうが。

天空の城のラピュタの名台詞

すごい、人がゴミのようだ!

って、考えの偉い医者の先生って多いです。でも、えらいのにすばらしい先生も多いです。でも、、、。。。これ以上書くと情けなくなるのでこれくらいでw。

m3から離れると、前も書いたように、すばらしい意見を書いておられる先生方のブログに訪問する回数が減る、、、のが、とても惜しいのですが、、、生活や体力に支障のない程度に、最新のナマの現場の医療をこれからも学びたいと思っていますです、ハイw。
written by 遊佐 / 2008.01.31 12:51
m3掲示板、怖いのでもうずっと訪れていません。
m3ブログのいいところは、推薦ボタンはあっても、不適切ボタンのないところ。不適切ボタンがあったら怖いよ~・・・。
遊佐先生、撤退しちゃったら寂しいです。。。
written by 春野ことり / 2008.01.31 17:56
ブログの不適切ボタン、、、怖いですね^^;。
私のブログは、不適切多そうだから、なおさらです。

見ていてお分かりかもしれませんが?w、私のブログ記事、先生のブログを読んで、書こう!って思い立ったものが結構多いです。やや斜に構えた意見が多いですがw。先生やm3ブロガーさんの良質な意見を読んだ後、私のブログも通過してもらえれば、ほうほう、こんな変なこと書く医者もいるんだ、、、と。

最近、開業医の先生のm3ブロガーさんも増えてきて、考え方の違いに勉強させていただいていたりと。

マスゾエちゃんだけじゃなくって、一般の方ももっとここで真実を知ってもらいたいものだなぁと思っています。(どうしてもm3は読みたい人しか読まない、、、というか、ブログってすべてそうですがw)

いざブログを始めましたが、sky先生のような大激論、そして論破・説得なんて事は私にはできませんが、なんだかFC2ブログともライブドアブログとも違う空気が感じ取れて、結構楽しいです。

m3は、、、自分的に書く記事が無くなってしまっての撤退ですが、これからも他で頑張りますのでw。

先生もしっかり本を売りつつ、いい記事を、雑誌投稿も、続けてくださいね。そして、、、ネタ、これからも、ぱくらせてくださいw。
written by 遊佐 / 2008.01.31 23:54

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。