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団塊の世代が高齢化し、2025年には「要介護」1.7倍 780万人、給付費も倍増17兆円になるという。
現在、要介護者や給付費を減らすため、「要介護 1」に認定されている多くのものを「要支援」に移し、そのため介護サービスが十分に受けれない問題がおきています。
「今までのようなリハビリも受けれないので、再度申請しなおして、要介護に戻してほしい。」という多くの方からの意見もあります。
介護を扱う施設は、要支援を扱っても、売り上げがあがらないと断ったり、制限をするところも多いようです。
うちは要支援の方が多いのですが、先日あるケアマネージャーから、「他の施設では制限しているのに、そちらで制限してないとなると、他の施設に対しての釣り合いがとれない。」と馬鹿げたことを言われることもあったようです。
要支援の人数を増やしても、労力ばかりで利益にならないからどこも制限しているのに、このケアマネも何を言っているのやら・・・。
しかし、今後も老人が増えていくのに、抑制、抑制。大企業は減税の恩恵で好景気。
いったいどうなって行くのでしょう・・・。
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昨日、NHKで「医師がたりない」というのをやっていましたが、
地域のニーズに合わせて、今の状態でやるにはやはり難しいでしょうね。
理想の労働条件といえば、当直明けは休み、または半日勤務。勤務時間以外は呼ばれない。リスクが高い勤務などは労働に見合う報酬。
こういうのが認められると働きやすいんですが、無理でしょうね。ただでさえ、医者不足ですから。
しかし、治して当然。少しでもおかしいと思われる点があると訴えられる。
こういう条件で働いているのですから、現場の状況も、もう少し改善してほしいところです。
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食事が入らないと運ばれてきたおばあさん。
どうやら寝たきりのよう。点滴はしましたが、このまま外来でみるには難しそうなので、近くの病院に入院をお願いしました。
数日後、痴呆はあるものの、元気になって、なんとか歩けるぐらいになっています。
どうやら、食事もろくに与えられず、衰弱していたようです。来たときはお風呂もずっと入っていなかったような状態でしたし。
問題は、今後どうするか。家族といっても、独り身の娘さんだけです。娘さんとしては、虐待をしているという意識はないようですし、食事もまったく与えなかったわけではないようです。
ただ、介護はあまりする気はなさそうですが・・・。
医療費も滞納している状況ですし。
なかなか難しい問題です。
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先日、デイケアを利用している患者さんの介護認定の更新で、
患者さんと認定調査員で大喧嘩になったと聞きました。
患者さんは50代の脳出血後の患者さんで、麻痺がひどく介助なしでは歩くのも困難です。しかし、なぜか、入院していたときに受けた申請では、介護までいかない要支援状態。これでは、リハビリやいろんなサービスを受けたくても受けれません。
更新のときにはきちんと判定してくれると我慢していたらしいのですが、今回の調査で、「介護の認定が厳しくなっているので、下がることはあっても、上がることはない。」と言われ、堪忍袋の緒が切れたようです。
一昨日は、NHKで療養型ベット削減で、寝たきりの老人が病院から追い出されるというのをやっていました。国の方針で、人工呼吸器や24時間点滴など以外の患者さんは、採算が合わないようにしていくようで、病院側も出さざるをえない状況にあるようです。出されても、施設は2年待ち、3年待ちという状況なので、家で見ざるをえないようになります。しかし、今の家庭で、急に家で見ろと言われても、大変ですよ。介護の需要は増えても、国は支援したがらないので、負担は家族にいって、介護地獄に陥るという構図になると思いますね。
昨日の報道見ていると、社会保障費を削れば、国の赤字は減る、と官僚は考えているようで・・・。
他の国から見てもかなり低い社会保障費をなぜそんなに削るのか理解できません。
見かけ上の景気はいいらしいのですが、先行きは不安です。
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新聞の記事を見ていると、
介護費も一割から二割に増やす方向らしい。
その理由は「消費税を上げると国民全体の反発がくるから。」ということのようです。
私は、今まで急性期病院の救急ばかり見ていたので、今回開業してはじめてデイケアという立場で介護の仕事もしていますが、
週に一度や二度、こういう施設でのみフロに入れる人や、介護が受けたくても介護保険料が払えずに受けれない人が多いことを知りました。
これ以上、引き上げるのは、本当に弱者切捨て。年とって弱った人はいらない「おばすて山」のような気がします。
反発できない人から上げるのではなく、必要性のあるもの、ないものを考えて進めてはどうでしょうか。
ただでさえ、わが国の社会保障は先進国で最低レベルなのですから。
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安倍氏は、4日、今後医療や介護などの社会保障給付費が膨張すると指摘した上で「今の段階でその分税金を取るとなっては、その分野(の見直し)が進まない」と述べ
との認識を示した。
とのことなんですが、
消費税を簡単に上げると、反発がきやすいからかもしれませんが、社会保障費を抑えてどうなるんですか、世界的にみても日本の社会保障費は低いのに。
しかし、今の現場を見ずにして、人気取りのことばかりやっていると、医療は崩壊すると思いますよ。
マスコミなどの影響もあると思いますが、今の医者がそんなに楽して儲かっているように思えますか?一部の悪い医者がいると、医者はみんなそうだと書かれているようなことも多いですが、現実にはそうでもないでしょう。
客観的なデータをものにして、報道や発言もしてほしいと感じてます。
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厚生労働省は25日、2004年度に病気やけがの治療で全国の病院などに支払われた、患者の自己負担分なども含む医療費の総額(国民医療費)が、前年度から5737億円増加し、過去最高の32兆1111億円だったと発表した。前年度比1・8%の増加だった。
記事:共同通信社
高齢化が進んで、治療が必要な患者さんの数は増えています。高齢者にも高度の医療が提供されます。以前はわからなかった病気や治らない病気が今は治るようになってます。
医療費が上がるのは当然のことです。
ただ、記事のほとんどは医療費が過去最高に上がっているということだけで、医療費が上がっているということだけを捉えると、減らせばいいという短絡的な思考につながりかねません。
医療費が上がっているから病院が儲かっているわけでなく(逆に診療報酬が減らされて、赤字のところが増えてます。)、労働条件の悪化で、産科や小児科が減ったりしているこの現状を、正しく伝えてくれるメディアがないのが寂しく思います。
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先日、大学の研修医が減っているという記事を見ました。こういう記事はよく出ているのですが、私が大学の研修と大学以外の研修のどちらがいいかと聞かれても、大学以外の研修がいいと思います。
まず症例の数が違いますし、いろんな病気がみれます。手技などもいろいろやれますし、雑用もありません。私も大学で研修したのですが(そのときは今のような研修システムではありませんでしたが)、注射係で朝、夕、一時間以上費やされ、伝票整理や伝票書きでかなりの時間を費やされたのを覚えています。検査は基本的に上司の先生しかできないので、大学では研修医は雑用が主という感じでした。
みんな思っていたのは、早く大学を出て、外の病院でいろんな病気を見て、手技を覚えたいということでした。
私も外に出て、いろんな病気について勉強できましたが、はじめからこういう環境でいろいろやれる研修医はいいものだなと思いましたよ。
ただ、病気についての考え方やいろんな本を読んで勉強する姿勢というのを身に着けるのということに対しては、大学での研修はいいと思います。
いろんな病気も見れて、指導もしっかりしているところ。そういう面も考えて、今の研修医は選んでいるので、ある意味賢いと思いますね。
もうひとつは、大学は研究で感覚が麻痺しているような先生も見うけられます。私がそとの病院から大学に帰って思ったことは、研究中心の先生は、患者さんが急変しても、「今日は休みだからそのまま見とこう。」とか、「今紹介すると、他の先生に悪いからやめよう。」など・・・。紹介しても、「本当に今診ないといけないの?紹介状などの正規の手続きをきちんととったの?」など他の科との横のつながりもいまひとつで、患者中心の医療とはかけ離れている点もあると思えました。
個人的な意見ですが、研修医は給料よりも内容を重視しているのでそういう点を直さないと難しいものがあるように思えます。
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昨日、当直していると80代の腰がくの字に曲がったおばあさんが腰が痛いとやってきました。
歩くことが不自由でいつもは病院に行けないが、今日はお盆で娘が遊びに来ていたのでつれてきてもらったとのこと。
驚くのは、家には寝たきりのだんながいて自分で介護をしているので、夜もろくに寝れないとにことでした。
夫婦二人ともに、介護認定が中程度以上なのに、介護保険も使っていないようです。(介護保険というものに理解がないのもあるようです。)
娘さんに、介護支援相談員(ケアマネージャー)とういうものに相談して、介護保険を利用して、家にホームヘルパーを入れて、奥さんも歩きもままならないように筋力も低下してきているようなので通所リハビリなどを使ってはどうかと説明しました。
今日の朝、テレビを見ていると、またも介護殺人が・・・。介護疲れで殺したとのこと。昨日のことがあっただけに、何ともいえない気持ちでしたね。
しかし、介護に関しても、約40年後には、3人に1人が65歳以上(そのうち半分は75歳以上)になるので介護費用もかかるのに、国の介護に関するお金は削られ、介護保険もなかなか使いにくくなる方向。お年寄りが増えれば医療費も増えますが、医療費ももちろんすでに大幅に抑制されてきています。
病院も赤字経営。最近、ある地域では立て続けにつぶれたとの記事がありました。それにもかかわらず、ほとんどの医者は給料は少なくても、医者としての指名をまっとうするためにがんばっているのですが、なかなか世間には理解されにくいようです。
がんばっていることを書くよりも、一部にこんな医者がいると書くことのほうがみんなが面白がるからなのかもしれませんが。
先進国での医療費の割合は最低レベルです。そういうことを書くマスコミはいませんが、このままではほんとうに日本の医療はダメになると多くの医師が訴えていることを皆さんにも理解していただきたいところです。
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患者さんが診療を受けた後に料金を支払わない医療費の未払いが、2004年度は、少なくとも218億円になっているようです。
三年間では853億円が回収できていないらしいですね。
これは未払いだけで医療費の0.1%に相当するとのことです。
原因は低所得やモラルの低下によるものらしいですが・・・。
以前の病院でも、未払いでも何度も来る人がいましたね。
医師は、未払いの可能性があっても、法律上、診療を拒めませんから。
それを悪用するのも考え物です。
一般に、無銭飲食をしたら警察に捕まりますよね。
病院の医療費なら、あとで払うといって払わないことが許されるのでしょうか?
払わないからと断ると、弱者いじめといわれるでしょう。マスコミもそういうことにはよろこんで首を突っ込んできますからね。
モラルの低下を防ぐ手立てはないものでしょうか。
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