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春になり、平穏な日々となったうちのクリニックでは、
患者さんもまばら・・・。
この時間を いかに有効に費やすかが 最近の問題です。
一時期は 読書にいそしんでおりましたが、
最近では それにもあき、
プランターの花植えに始まり、
裏の雑草取りに。
ここは1年以上放置されていましたから、人も通ることのできないくらいの秘境の地でした。
毎週土曜の午後に 3週連続でやって、やっときれいになりました。
日当たりが悪いので ややジメジメですが、一部日当たりのいい場所を見つけ、
今後は、ミニ家庭菜園でも作ろうかと、検討中です。
ちなみに、今の愛読書は「ガーデニングの基礎」と「初めての人でもうまく作れる家庭菜園」です。
仕事はサボっているわけではありません。
今の時期は少ないんですよね。
ボチボチとやってます。
昨日は、閉店間際に、チンピラ風の刺青がはいったおにいちゃんがやってきました。
おまけに持ってきた保険証も期限切れ、お金を徴収することもできなさそうです。
入るなり、
「なんか、きついから点滴してくれ、明日仕事やし。」
うーん、いきなりですか。
特に、他の症状もないようなんですけど。
診察しましたが、全身状態もいいですし、点滴する必要はなさそう。
しかし、なんか嫌なオーラも・・・。
昨日は、本当に すぐに行かないといけない用事があったので、
「すいません、今日は外せない用があるので、時間で閉めないといけません。(緊急性のない方は)点滴は今日は無理です。」
「そんなもん、看護婦にやらせとけばいいだろ。」
と気分を害したようですが、またこんな感じで 閉店間際の緊急性のないリピーターになられては困るので、丁寧にお断りしました。
薬を一応だそうとしましたが、
「点滴できんなら、いいわ。」
と帰っていきました。
ヤバそうでしたから、お金はもちろん請求しませんでした。
まあ、こんな感じとまではいかなくても、
点滴、抗生剤崇拝の多い田舎では なかなか苦労することも多いのです。
最近は事なかれ主義で、争いを避けるような医療になりつつあります。
モラルに反することはしていませんが。
開業の宿命でしょうか。
4月に入り、インフルエンザや急性胃腸炎も めっきり減ってきました。
冬の間は、比較的若い患者さんを取り込めたので、患者さんも増えたのですが、
慢性疾患の患者さんは 簡単には増えないので、この時期に入ると、やや心配です。
年配の人は、決まったところから なかなか変わりませんし。
なんといっても、4月からは 患者数のノルマが増えてますから・・・。
最近は、一応 ソコソコは患者さんが来ていたので、いろいろ言われる事はないですけど、
ノルマを考えると辛いところです。
夏場の少なさは、冬場に取り戻せる自信はありますが、今年も 本当に去年より増えてくれるのかは、正直不安。
最近はヒマな時間に、草むしりをやって、花を育てて、現実逃避しています。
ノルマを気にしないでやるといい とはわかってはいるのですが・・・。
真面目すぎず、不真面目すぎずにやろうかなと思ってます。
今日来た患者さんは、熱が38度台で、
熱以外の症状は乏しく、なんとなく インフルエンザのような気配でしたので、
検査したら インフルエンザでした。
最近、季節はずれのインフルエンザがいると聞きますが、
検査をしていなかったから わからなかっただけで、やったら 意外といるんじゃないかなぁ という気もしてます。
最近、貯金をする若者が増えた との記事を見ました。
世の中何がおこるかわからないから、蓄えをしておこうと考える人が多いようです。
貯蓄自体は悪いものではないと思いますが、希望を持てない世の中に悲観してのことのようなので、そういう意味では心配です。
少し前の時代のほうが、まだ夢をもって、「大成するぞ」 という気概をもっていた人が多かったような気がしますが、そういう元気のない社会になりつつあるのでしょう。
医療の世界でも、夢はあっても、なかなか叶えられないような状況ではないかと思います。
先日、長く開業をしている先生に話を聞きましたが、
「忙しくなって、労働も増えたけど、売り上げは下がった。」と言っていました。
患者が増えても、診療報酬というパイは増えないので、結局はパイをみんなで取り合うような状況でしょう。
今後、単に医者だけを増やして 医者の労働時間は減っても、パイは増えないので、賃金は目減りしていく可能性はありますし、一流企業のサラリーマンに満たない給料で、リスクまでとってやろうという気概のある人は少なくなっていくんじゃないでしょうか。
まあ、「医は仁術」だから、ボランティア精神で常に働いとけ というような風潮があるのも問題と思いますが、未来に希望がもてるような状況ではないのは確かです。
なので、私も今のクリニックを地域一番のクリニックに育てたいとの希望はありますが、ベンチャー企業を立ち上げる人のような壮大なロマンはもてません。
私自信も 貯金をして 老後に備えることを考えてます。