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いつも腰の電気治療に来ているおばあさん。
今日は、いきなり診察室に入ってきて、丁寧に挨拶される。
えっ?何?と思うと、「息子が以前お世話になりました。血を吐いて大変だったところを先生に助けていただいて・・・」と。
たしかに、救命で緊急内視鏡はよくやってたけど、俺なの?と思うと、私が説明した時の紙をもってきていて、「あー、あの方か」と納得。
一緒に来ている娘さんが私の顔を覚えていたようです。
救命からかなり離れたこの地で、そのときの患者さんの家族を診ているとは不思議なものです。
世間は狭いものだなぁ。
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看護師さんと話していると、「私(看護師)が前、勤務していたところは患者さんが風邪と言うと先生に怒られてたんですよ。診断は俺(先生)がつけるものだ。風邪だとわかるなら来なくてもいい、なんて言ってて。」とのこと。
他の看護師も違うところで「足にガングリオン(良性のできもの)のようなものができてます。」と受診したところ、やはり同じようなことを言われたとのこと。
うーん。以前、テレビで見たことがありますが、いまだにそんな先生がいるんだなぁ。
医者としては、わからないでもないんですが、頑固オヤジみたいなもんですかねぇ。気に食わないやつはこなくていい、みたいな。
飲食店とは違うんで、それでは困ると思うんですが。
しかし、自分で診断されるまではいいんですが、「こう思うから薬下さい。あの薬とこの薬と・・・、これはいりません。」なんて言われると、さすがに、市販の薬局じゃないんですけど、なんて思いますけどね。
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昨日は近くで当直していたんですが、
中年の女性が風邪症状で夜間に来院されました。
昼間に近くの医院にかかって、よくならないので夕方耳鼻科に行って、それでもよくならないので夜に来たようです。
38度の熱と、鼻水で、肺の音は問題ないようなので、やはり、風邪が疑われます。全身状態はいいので、経過観察でよさそうですが、「すぐに治る薬をください。」といわれます。
薬は二つの医院でたくさんもらっていますし、こちらでは、もうだす薬はありません。
患者さんには、「すぐによくなるのは難しいですが、2、3日でよくなると思います。今の薬をのんで、安静にするのが大事ですよ。それでもよくならなかったら、また来てください。」と言いましたが、他の薬をほしいような感じで了解してもらえそうもなかったので、「点滴をしましょうか?」と言ってしまいました。
患者さんの気持ちがわからないでもなかったので、点滴したんですが、風邪ですぐに治してほしいと思う方はやはり多いですね。
うちの家内でさえ、いまだに「すぐに治る風邪薬はちょうだい。」ってうるさいですから。
なかなか難しい問題です。
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私は今まで、大きな病院での勤務が長かったので、点滴注射をする場合はチョウチョの形をした翼状針でするのが当然だと思っていたのですが、そうでもないんですね。
看護師は開業医に勤務歴があるものが多いんですが、普通の静脈注射や筋肉注射に使うやや太くて長い針で点滴をしていたところも多いとのことでした。保険で請求する点滴代は決まってますから安い針を使ったほうが売り上げはいいですからね。
でも、患者さんの立場から考えると痛いですよ。固定もいまいちですし。
「翼状針希望の患者さんには自費で50円から100円もらっていましたよ。」なんて話がでてきて、やはり、いろんな意味でコスト削減が必要なんだと実感しました。
しかし、患者サービスという点では、痛くないほうがいいので、このままのやり方でいくことにしました。
長い目でみると、このほうがいいと思っていますが・・・。
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今年になって、原因不明の18キロの体重減少を主訴に40代の女性が受診。
18キロも痩せるなんて尋常じゃないぞ。悪性腫瘍か?、糖尿病か?吸収障害か?
ダイエットもしていないようだし、なんだろうと、考えるに、若いのに高血圧だし、脈もはやい。
診察すると、眼球突出ははっきりしないが、甲状腺は少し大きいようだ。
採血をとると、見事、甲状腺機能亢進症でした。
患者さんは原因不明の体重減少がわかって喜んでいたし、私もカン?が当たってうれしい限りです。
患者さんに少し貢献できました。
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うちの診療時間は、周りの医院と同じぐらいですが、患者さんからは、「先生のところは入院がないからねー。いつでも診てくれて、悪くなったら入院させてもらえたらいいのに。」なんて、たまに言われたりします。
まあ、それは辛いところです。電話は転送にしてるので、対応はできますが、いつでも診れるかというと、私も通いですから、今のところは厳しいものがあります。
しかし、今後、国の方針では、24時間体制で診療できる診療所を推進して、自宅に患者さんを帰す方向のようですね。自宅で療養したり、亡くなったりできる環境を作るとのことですが。
24時間診療をやると決めたところには、いろんな面で優遇されることが多いようです。
今後、医療費が削減されて、一般の診療では食っていけないようになると、24時間診療をしないといけないようになる気がします。(そういう風に国がやっているのかもしれませんが。)
365日、24時間、クリニックの周りで生活し、お金はもらえても、学会はいけない、旅行もいけない、実家にも帰れない・・・、そういう生活は考えただけでも怖ろしい。
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連休も、同僚との飲み会や結婚式などの付き合いに費やしてしまいました。
開業してから思うのは、同僚などと話す機会がめっきり減っったということです。素直に意見してくれる同僚がいないと困ることもあります。雇われとはいえ院長の立場ですから、自分自身が客観的にとらえられているかはいつも考えますね。
という言い訳で、また今回も家庭サービスが減ってしまいました。
次回は家庭サービスがんばらないと・・・。
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糖尿病や高血圧、薬が必要になってもなかなか薬はイヤだと言われる方は多いですね。
「薬を飲み始めると一生飲まないといけないんでしょう。だから飲みたくない。」と。
薬を飲まないと、糖尿病だと、目が見えにくくなったり、しびれがでたり、腎臓が悪くなって透析になることもあるんですよ。他の病気にかかる確率も高くなりますし。高血圧も放っておくと、脳卒中や心臓病になる確率が高いんですよ、と表なども利用して説明しますが、なかなかわかってもらえません。
自覚症状がないのがひとつの原因だと思います。「なんともないから。」と言われますからね。
まず食事療法や運動療法を勧めて、様子みて話すようにしてますが、それでもなかなか難しいことも多いです。
なので薬剤師に相談してみました。
私は説明するとき、「薬も一生飲まないといけないわけではなく、良くなったら止めることはできます。ただ、簡単によくなるわけではないので、すぐに止めるのは難しいですが・・・。」と話していることを言うと、「最後のフレーズはいらないんじゃないでしょうかねー。」とコメント。
うーん。言いすぎか?いろいろ考えてみたいと思ってます。
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昨日の認知症の患者さんが怒って外に飛び出した件で話をして、こちらの対応にも、なってない点があったことがわかりました。
介護士がマッサージをしていたとき、患者さんには、マッサージが痛かったらしく、患者さんが文句を言ったらしいのです。その際、笑顔で対応したことがよくなかったたようです。笑われていると勘違いし、「バカにしてるのか!」と怒って、裸足で外に飛び出したようです。
認知症に慣れている介護士の意見では、認知症の人には、笑っているときは一緒に笑い、怒っているときには、真剣に話を聞く。これが大切なんだそうです。
私も、往診などで認知症の患者さんともふれあうことが多いので参考になりました。
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開業してからは、患者さんが満足して帰ったんだろうか、ということが特に気になります。
今日はデイケアに来ている体験で来ている90歳の患者さんがいきなり怒って外に飛び出したんですが、認知症だったらしく、こちらのサービス的には問題がないことのようなので安心しました。
待合の患者さんも、患者さんが少ないのでそう待たせることはないのですが、けがの患者さんを先に診察したりすると、順番が違うと苦情があったりと、勤務医の時にはそこまで気にしていなかったことが気になりますね。
特に気になるのが、患者さんから、「あそこの先生は・・・」なんて話を聞くとドキッとします。
勤務医のときは気楽にやれていたんですが。
いい刺激だと思ってます。
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