昨日、当直していると80代の腰がくの字に曲がったおばあさんが腰が痛いとやってきました。
歩くことが不自由でいつもは病院に行けないが、今日はお盆で娘が遊びに来ていたのでつれてきてもらったとのこと。
驚くのは、家には寝たきりのだんながいて自分で介護をしているので、夜もろくに寝れないとにことでした。
夫婦二人ともに、介護認定が中程度以上なのに、介護保険も使っていないようです。(介護保険というものに理解がないのもあるようです。)
娘さんに、介護支援相談員(ケアマネージャー)とういうものに相談して、介護保険を利用して、家にホームヘルパーを入れて、奥さんも歩きもままならないように筋力も低下してきているようなので通所リハビリなどを使ってはどうかと説明しました。
今日の朝、テレビを見ていると、またも介護殺人が・・・。介護疲れで殺したとのこと。昨日のことがあっただけに、何ともいえない気持ちでしたね。
しかし、介護に関しても、約40年後には、3人に1人が65歳以上(そのうち半分は75歳以上)になるので介護費用もかかるのに、国の介護に関するお金は削られ、介護保険もなかなか使いにくくなる方向。お年寄りが増えれば医療費も増えますが、医療費ももちろんすでに大幅に抑制されてきています。
病院も赤字経営。最近、ある地域では立て続けにつぶれたとの記事がありました。それにもかかわらず、ほとんどの医者は給料は少なくても、医者としての指名をまっとうするためにがんばっているのですが、なかなか世間には理解されにくいようです。
がんばっていることを書くよりも、一部にこんな医者がいると書くことのほうがみんなが面白がるからなのかもしれませんが。
先進国での医療費の割合は最低レベルです。そういうことを書くマスコミはいませんが、このままではほんとうに日本の医療はダメになると多くの医師が訴えていることを皆さんにも理解していただきたいところです。
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しかし、国は現実をさておき、社会的入院を減らすだの、医療費抑制だの、机上の理論ばかり。
マスコミもまたそれに同調していますし、本当の現場の意見はどのようにすれば反映されるのでしょうか。
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