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妻が数日間不在の出来事である。
学校から午後早々に帰ってきた小学生の三男が、宿題を終わらせたあとに居間のソファの上で昼寝をしてしまった。
そのあと次男が帰ってきたが、次男が昼寝をしていることを確認。ぐっすりねているので、とくに起こさないで放置。
その後、高校生の長女がたまたま早く帰宅。
三男が寝ていることを確認。
部屋は、扇風機とクーラーがついていて、とくに、暑くはなかったという。
夕方、食事の時間になったので三男を起こすとどうも様子がおかしい。
起きたのだけれども、ボーっとしている。
しかも、ものすごい汗をかいていて、体も熱い。
ちょうど、帰宅途中であった私のところに、長女から連絡が入り、三男の様子がおかしいという。
起きるには起きたのだけれど、「恐い」と言って泣いて長女にしがみついている状態だと。
帰宅途中だったので、すぐに自宅にゆくと、熱は38.5度。
汗をかいているが体があつい。
部屋はそれほど暑くないか、むしろ涼しいくらい。
「喉が痛い」「恐い」というので、水分摂取(スポーツドリンク)と抗生剤をとりあえず内服させる。保冷剤をちょっと体にあて、部屋は涼しかったので、そのままにして様子をみた。
どうも、熱中症だった様子。
食欲はなかったが水分摂取は十分おこなえる状況であった。
上気道炎などの感染症も考えたが、水分をとって3-4時間くらいでほとんど回復。食欲もでてくる。念のため翌日まで様子をみたが、発熱みられず、上気道炎の症状もなく元気である。日曜日だったので学校は休みで、自宅療養。
外に遊びにゆけないストレスが三男にあったが、そこは納得させた。
原因はソファにうつぶせで寝ていたことで、ソファは通気性がわるかったので三男の体に熱がこもったものと思われる。
連日の暑さの中、クーラーも効かせているし、水分も自分から摂りにいってるのでまさか我が家で熱中症がおきるとは思っていなかった。
熱中症は寝ているときや動いていないときが危ないと言われるが、その環境をチェックしたうえで気をつけたいものである。
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私が担当する病棟の現状を報告する。
私の担当患者数は現在40名~50名、脳血管疾患が主体であるが、最近は、廃用症候群での入院が多くなってきている。廃用にいたった基礎疾患は様々あるが、肺炎や心臓疾患、消化器病の方々が多い。
そのほか、半数以上が高血圧や糖尿病を合併している。
患者分布として、特殊なケースは原因不明の難病のかた、大方は神経内科疾患が関係している方や悪性腫瘍で転移巣がみられる末期の方など。
そして、先天性の奇形をわずらっている方も1人担当している。
内科疾患関連の廃用症候群が多いのは、当院に内科医がいなくなったことが大きい。
派遣でこられる内科の先生はおられるが、療養病棟の担当になっているので、回復期には主治医としてはノータッチの状況である。
急性期病院からの依頼紹介状は多く、最近になって申し込みが途絶えることがない。
治療半ばでも特別やることがないので紹介された方、1人暮らしで帰るあてのないかた、施設への入所予定だがそれまでの待機としての入院など社会的な問題抱えている方も多い。
このような多彩な患者さんが多くなってから、勤務時間も時間外になることが多くなってきている。
急性期病院の苦労は理解しているつもりであるが、リハビリ病院の勤務状態も必ずしも安定したものではなく、医者の数が少ないなかでは、担当患者数が増えて負担も大きくなっている。日勤帯は休む間もなく仕事をしている。
新患診察、病棟回診、検査処方、書類作成、カンファランス、患者家族面談など。とくにカンファランスと面談を40例以上の患者に月1回はおこなうとするならば、月23日の勤務のなか少なくとも1日2例は行わなければいけない計算である。しかし、スタッフの事情もあるので、週3日間のなかに集中して行うことが多いので、1日3~4例にカンファランスと面談で時間がとられる。これが意外とたいへんである。
病状は安定しているというのが原則ではあるが、複数の病気を抱えている方がほとんどであることを考えるならば、同じパターンで問題解決に必ずしもいたらないケースが増えつつある。そのためにカンファランスが長引いたり、面談も長引くことがしばしばある。予定外の面談もときには出現する。
このように予想外の事態に対応できるような回復期リハビリ病院の病棟施設のハード面やソフト面での充実が必要な時期にきている。しかし、ハード的な充実をはかったとしてもそれに見合う人材がそろっているわけではないし、リハビリ中心の病棟なので急性期とはあまり変わらない病棟体制をとるわけにもいかない。
受け入れ患者を事前に十分な情報収集とともに取捨選択してゆくしかないと考える。急性期の先生方が忙しいなかで十分な情報をまとめるだけの時間がないとしたならば、こちらからも急性期病院にいって情報をあつめてゆく姿勢も必要なのかもしれない。でも1人の医者がいくら病状はかわらないとはいえ40~50名の患者の主治医になるのは患者さんに申し訳ない。なかには、それほど気をかけてあげられない患者さんもでてくるからである。
そんなことを思いながら、思わぬ状態に変化してゆく(必ずしも良い方向ではなく)患者の姿をみながら考えてしまう。
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