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医師不足に悩む病院が多いなか、当院だけは違うなどとはじめは思っていたが、1人やめ2人していく中で、しだいに仕事の内容も濃いものになってきた。
内科医の先生が不在となったので、内科的な仕事にも必然的に従事しなければいけなくなったところが大きい。
「医者1人いなくなるだけでこうも仕事が増えるものなのか」自分でも信じられなかった。
冷静に考えてみると、
入院患者数は増えているし、外来での仕事も増えている。
院内での内科疾患についての相談も何故か私に問い合わせがきたりもする。
立派に内科医としての役目がはたせられればよいのだが、残念ながら様々な見落としをしているのも事実である。
肺炎だと思って転院した患者さんは、実は、心筋梗塞だったり、寝たきりになった方の胃婁増設を他院にお願いしたら、十二指腸潰瘍からの出血がみつかり、胃婁どころではない状態であることが判明したり・・・。
内科医として仕事するにはあまりにも未熟すぎである。
そんな中で、また医師が一人やめる話・・・。
一方、新たに就職を希望する医師がいる話もある。
激動の1年になりそうな気配である。
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病気のことを知っているようで実はもっとも知っていないのが医師ではないのかと考えることがよくある。
患者には、「あれはだめ、これはだめ」というコメントをするのに、自分のことにはすごく無頓着である。
人にはやるなと言いながら、実は自分では平気でやっていたりする。
例えば、「禁酒、禁煙」。
禁煙できても禁酒できない医師は多い。
しかも、医師は酒好きが多い。
そんな医者でも、自分が病気になると極度のマイナス思考に陥る。患者に脅しに近いムンテラをすることも手伝ってか、最悪のことを考える習慣があるからである。
私も入院治療体験時には、マイナス思考の塊であった。
でも結局、何もマイナス的なことは起こらなかった。
思い悩んでいた時間はいったい何だったのだろうか?
病気になった意味は?
これからどんな生き方をしたらよいのか?
医者は、医学の文献で勉強するのみならず、自分の生き方に対してもっと考えなければいけない。
以外とその答えは、目の前の病める患者さんの中に答えがあるのだと思う。
そして、病気を単に治せばそれで医師の仕事は終わりではない。
仕事もお金も充実して、悠々自適に普通に生活すればよいわけでもない。
問われるのは、どのように生きているのかという姿そのものだと思う。
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