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健康増進や疾病予防を目的としたプログラムを組むということで、知り合いのドクターから情報を以前よりもらっていた。
そして、ついにその第1回目となるプログラムが組まれ、数人のモニターを募集しおこなうことになった。
わたしも、オブザーバーとして参加させてもらい、非常に有意義な時間をすごさせてもらった。
運動と食事や温泉などを中心とした、富士山近隣の環境を利用したすばらしい内容である。
食事も、管理栄養士の指導のもとに練られたものもあったが、同時に、富士の環境を利用して作られたコンセプトの食事もあり、まったく新しいものである。
試験的におこなわれたので、今後どのような方法で、コストはどくのくらいでおこなうのかなど詳細は不明である。
しかし、非常に画期的なプログラムだったと思う。
病院にかかることよりも、予防医療にこそ今後の医療の姿があるように私には思えた。
病気を治すことも大切だが、それ以前に予防することに力を注ぐことが、これからのあるべき姿であろう。
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先週、脳梗塞後遺症、肺炎、認知症という診断のついていた高齢の患者さんが当院に2度目の入院をしてきた。
1度目は、当院リハビリ中に肺炎を起こしてしまったので、他の病院に転院となった。
そして、その肺炎もよくなってこちらにもどってきたのだが、他院での治療は、飲んでいた薬をすべてやめただけの治療だった。
詳しい経過はわからないが、数多くの薬を内服していたことや発熱の原因がわからないのですべて中止したようである。
肺炎はあったので、抗生剤による治療はおこなったが、治癒後も発熱は続いたようである。
やめてから患者さんは、元気になってしまい、寝たきりだったはずが、起き上がるようになり、さらに車椅子にのって自分で操作するまでになってこちらに来た。
薬が原因で患者さんのADLが極度に悪くなることは常に頭にいれなければいけない。
何かあれば、すぐに薬で解決しようとする我々の姿勢に問題があるのかもしれないし、薬以外に何か方法があるのかもしれないという発想がないのも問題である。
せん妄があって夜間など危険行動の多い老人に、抗精神薬を処方する場合も、注意しなければいけないだろう。
私も何度か失敗しており、抗精神薬のために寝てばかりいたので患者さんの廃用が進み、認知症もすすんでしまうという経験である。
そんなこともあって、薬の量には気を配っているが、老人は多くの病気をもっていることもあって、どうしても多くなってしまう。
すべての患者さんが薬をやめればよいとは思っていないが、考えさせられる症例であった。
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