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長年の目標であった「アンチエイジング」をとりいれた診療をおこなうことになった。
具体的には、ドック健診と保険外の治療である。
学会の指針にもとずき、基本的なドックメニューを検討。
血管、ホルモン、神経、筋、骨年齢の測定。
老化危険因子については、オプションメニューで決定。
富士山周辺の田舎で、どれだけの方が興味をもってくれるのか?
まったく予想はつかないが、理事長、院長や事務の理解もあってやっとこぎつけることができた。
一般病院では、なかなかやれない医療である。
私が、転職のきっかけをつくってくれたのも、これができる可能性があったからである。
治療や予防についてはどうすすめてゆくのか?
今、これが大きな課題である。
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食道アカラシアの手術をしてから、10月で半年になる。
はやいものである。
術後の経過はいたって順調で、体重も、食べ物が胃に落ちなくなる前の状態とほぼ同じ体重にもどった。
170cm
62kg
体脂肪は、15.5%である。
でも気になるのが、体脂肪である。
除脂肪体重が、48kgであるから、元気だったころより2kg減少している。
明らかに、脂肪が以前より増えている。
ズボンもややきつい。
ベルトの穴も合わなくなってきた。
握力も、40kgいくかいかないかのレベルに落ちている。
約1ヶ月の入院療養生活による体力の消耗は大きい。
廃用症候群のおそろしさがよくわかる。
でも、8月は富士登山を2回果たした。
週3~4回のランニングマシーンでのトレーニングと、週1回のジョギングをおこなっているが、失われた筋肉は戻らない。
1度入院すると取り戻すのがむずかしいアラフォー世代からのエイジングを感じる今日この頃である。
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われわれ医療者にとって、もっとも苦労するのが痛みをいかにとるかということである。
ガン患者さんならば、癌性疼痛というのがある。
脳卒中の患者さんならば、麻痺側の拘縮に伴う痛み、肩手症候群によるもの、視床痛など様々である。
整形外科疾患は、腰痛や膝の痛みなど、痛みの治療がほとんどである。
鎮痛剤や神経ブロックでなんとかなればまだよいほうだが、どうしようもならない痛みが脳疾患の場合は多い。
現在入院中の患者さんも、脳梗塞後遺症によって左片麻痺となったが、麻痺側手足の痛みを頻回に訴えてくる。
前医の急性期病院でも、痛みに苦しんだようである。
医師や理学療法士にしつこく「痛みをなんとかしてくれ」と訴えたので、
「その痛みは治らないから、口にしないように」とまで言われたという。
当院にリハビリ目的で入院したときには、傷心状態である。
でも、痛いものは痛いので、私に「なんとかしてくれ」と転院したことをいいことに訴えるようになった。
「ここでリハビリしていれば、以前よりはよくなるから」と答えながら、リハビリにいそしんでもらっているが、毎日、毎日同じことを訴えてくるので、前医の気持ちも理解できる。
でも、なんとかしてあげなければいけないし、話も聞いてあげなければいけない。前医はせいぜい長くて1ヶ月のつきあいだが、こちらは3ヶ月から長くて6ヶ月は診ていかなければいけないのである。
また、急性期病院にいたときは私も、痛みを訴える患者さんをないがしろにしてきたので、今は罪滅ぼしの意味もある。
なんとかしてあげたい・・・。
ところで、この患者さん、非常に依存心が強い。
もともと依存心が強かったようで、体が不自由になってさらに拍車がかかったようである。
セルフコントロールができないかたなので、正直難しいところがある。
10の痛みが5くらいになっても、満足度は低く、同じように痛みを訴える可能性があるからである。
気持ちを少しでも外に向けてもらうしかないだろう。
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