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先週、かつて世話になった先輩開業医の先生と久しぶりにお会いして、近況報告を聞いた。
四国のとある場所で、開業されて十年以上をへているが、経営は順調だという。
脳神経外科および内科を標榜しているが、脳外科疾患である脳腫瘍が意外と多くみつかるという。
田舎で脳腫瘍などがみつかった場合は、都市部に紹介しなければいけないことや、場合によっては四国以外に神戸、大阪などに患者さんを紹介しなければいけなくなる場合もあるという。
つい最近、頚椎症で手術適応のある患者さんを愛知県の某医大病院に紹介したという。なぜならば、地元の病院よりも効率よく治療して元気よく帰ってくるからだという。
また、ネット情報などから、ときには関東地方の病院を紹介することもあるという。
たとえ地元で治療できたとしても、急性期疾患でなければ効率的に治療できるところを選ぶのはあたりまえの時代なのか。
私自身も、自分の病気を(食道アカラシア)、静岡県の病院ではなく、都内の病院を選択して治療を受けた。
治療を受けて無事食べられるようになって帰ってこれたのでありがたかった。
ただ、電車や新幹線を使っての行き来は大変ではあったし、入院中も家族が控える場所がないので不便はあった。
それでも、良い治療がうけられる病院にかかるということは今の流れではある。
医療レベルの格差をうめることは簡単ではない思われる。
遠隔治療も一つの手段であり、有名な先生を招聘して地方で治療を受ける手もある。しかし、まだまだそれも限られている。
地方の人でも不便なく医療が受けられるようインフラの整備や診療報酬に反映させるなど今後必要になってくるものと思われる。
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学生時代からの友人が、某医科大学の教授に就任することになった。
医局主催でお祝いをするということで、私も、末席ながらおよびがかかった。
地方の一勤務医ではあるが、学生時代にちょっと仲がよかっただけで、呼んでいただけるとはありがたい。
会場には、200名以上の先生方である。
席上では、多くの著名な先生方があいさつをし、食事にたどりついたのは、開演して1時間30分後である。
やっと食べれるかと思いきや、数人の同級生にも出会うことができて話しこんでいると、あっとい間に1時間。
気がついたら、食事もほとんど残っていない。
教授となった友人と少しは、ことばを交わそうかと思うがとても順番はまわってきそうもない。
さらに、悲劇的なことは、閉会の宣言。
「教授就任祝いとはこんなものなのだろうな」と思っていると
最後の最後で、新任教授の友人と出口で久々の握手をかわす。
偉い先生方ばかりのなかにあって、この瞬間だけは少し緊張がとれていたように思えた。
少ない医局員をかかえながら、診療、教育、研究にいそしまなければいけない彼の姿をみながら、
ささやかな応援をさせてもらったひとときであった。
なにか手助けできることがあれば、してあげたいが・・・。
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