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回復期リハビリテーション病棟は、急性期治療を必要とする患者さんは入院していない。
しかし、脳卒中などの病気を通過した方は、いろいろな基礎疾患をもている方が多く、高齢者の方も多い。
90代の入院患者さんも数人いらっしゃる。
先月末も、患者さん家族との面談中に病棟ナースがトントンと入ってきて。
「今日入院した患者さんが急変しました」と小声で連絡。
また転倒事故なのだろうか?
家族との面談中ではあったので「あとにしてほしい」と思いつつ 、その場をはなれると
病室で、数人のナースがあつまってCPRをおこなっている。
つい1時間前までは、問題がなかったということであった。
入院したばかりの患者さんであったため、十分な情報もつかめず、とにかく、数ヶ月ぶりに気管内挿管と輸液ラインおを確保。
ナースも今ひとつ慣れていないような雰囲気もあったが、心マッサージをさせて、AEDを使用。
心電図波形の反応はなかなかみられなかったが、CPR1時間後くらいに洞性波形にもどる。瞳孔は散大していたが、自発呼吸もやや出現。
救急車を呼んで、前医と連絡をとり搬送することになった。
前医とのやろとりでは、もともと心房細動はあったが、入院中はおちついていたと。
心肺停止に陥る危険性があるほど心機能が落ちていたわけではないという。
患者さんは、転院後翌日になくなられた。
原因はつかめなかったが、回復期リハ病棟入院中に死亡診断書(検案書か?)を書くことだけは免れた。
回復期病棟でこのような急変がおこることは、めったにないということであったが、高齢者が多いのであるから、「最小限でも対応できるようにしておかなければいけない」と身をひきしめた体験であった。
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