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急性期の病院から亜急性および慢性期の病院に転職し、それなりの充実した毎日をおくっている。
しかし、急性期医療では気がつかなかったこのレベルの病院の厳しさを少しずつ体験している。
その一つが、患者さんの急変である。
急変することは、急性期の病棟ではあたりまえであり、当然ながら対応する環境は整っている。しかし、亜急性や回復期では頻繁に起こることではないが、医療機器が限られているので厳しいものがある。
今日、1人の患者さんが誤嚥性肺炎をおこし急遽急性期の病院に移動となった。
末梢静脈路の確保が難しく本来ならば、中心静脈ラインを確保したいところであったが、そのような機材が配備されていない。また、高カロリー輸液もおいていない。
気管内挿管をおこない人工呼吸器をつけようにも機械がないなどである。
そこで、 この病棟では治療できないと思い、幸い近くに急性期病院があるので、そちらに転院することになった。
幸いご家族には、「いろいろとお世話してくださり、感謝でした」とお礼のことばをいただきながら、患者さんを送り出すことになった。
回復期リハでは、
1人の患者さんに様々なスタッフが関わるので、患者さんや家族には「いろいろな方に良くしてもらった」という言葉がよく聞かれる。
これは、医師と看護士が中心になる急性期病棟とは大きなちがいである。
患者家族は、必ずしもそうでないとはいえ、予期せぬ急変があれば医療ミスがあったにちがいないとみる傾向にある。
忙しい医師や看護士の対応が不十分ならばさらに疑いは大きくなる。
回復期だから多くのスタッフが関わるのは当然ではあるものの、急性期でも医師や看護士以外で患者さんに関われる職種がもう少し増えれば、患者さんやその家族も印象が違うのではないだろうか。
医師や看護士不足の問題もあるが、病棟クラークや看護助手さんのみならず、医師の仕事や看護士の仕事をサポートする新しい職種があってもよいのではないか?
急性期の病院にいたころは、何かと自分ひとりでやっている孤独な医療という感じがあったが、今は様々な職種のスタッフとの共同作業という意識が強くある。
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