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今月は、寒さが厳しいためなのか?
外来患者さんの数が、いつになく多い。
重症脳血管障害の患者さんをみることはほとんどないが、頭痛やめまいを訴える人や知人や親族で脳血管障害で亡くなった人がいるので心配になったなどである。
中には、軽症の脳梗塞の方などもいる。
今まで、せいぜい多くて10人前後しかみていなかったが、今月はその倍近くはみている。
また、月に数回アルバイトにゆく病院では、緊急入院し手術になった方でふくれあがっていた。
少ない人数でフル稼働の状態である。
非常勤であっても、とことん働かさせられ、ふと帰途につくと夜の9時ー10時ということもあった。
でも、常勤の先生は、さらに仕事は続いて、帰りは翌日の未明になることは間違いない。
寝る時間もそこそこで、翌朝早くに出勤し、外来と病棟勤務に追われるのである。
かつては、このように私も死に物狂いで働いていたなあなどと思い出してみる。
ふとそういえば、ある時、患者さんと家族に手術前の説明をしていたときのことである。
「先生方はほとんど不眠不休で働いてくれることはすばらしいのですが、私の手術は大丈夫ですよね」
と不安げ言われたことがある。
そのようなことを心配するかたもいるのだなあと多少驚いたが、
自分はそんなこと思ってもみたことがなかったので「慣れている手術だから大丈夫です」と答えた。
手術助手が、疲れて倒れた話は聞いたことがあるが、術者は自分によっぽどのことがない限りは最後まで責任をもとうとするものである。
でも、問題は手術中のあるのではなく、術後にあるのではないかと思う。術後の指示だしをしていて、突然の睡魔がおそったり、手術記録記載中にいつのまにか眠っていたり・・・。
手術で忙しくなると、術後管理があまくなったり、油断することもある。思わぬトラブルもありえる。
救急病院ならば、もうすでに次の患者さんにおわれていたりすることもある。
とにかくそんなこの季節は脳外科医が、もっとも忙しく働く季節である。
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