| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |
週1回お手伝いにゆく病院脳外科のレポート4である。
12月現在も、常勤脳外科医が確保されず、相変わらず孤軍奮闘の状態が続いている。
募集をかけたら、数名の申込みがあったようであるが、
いろいろ細かな条件をつけてきたので断わったようである。
いっしょに仕事をするならば、仲良くやっていけそうな人を選びたいという。
首都圏からはなれたこの地で、自分のめがねにかなった医者をみつけることは難しいのだから、よさそうなひとを入れたらよかったのに・・・。
そんなことも思ったが、手術をやりたい先生である。同じように手術をやりたい先生がきたら、うまくゆくかどうかの問題もあると思えば、しかたがないか。
その先生は、週2-3件のレベルで手術をこなしており、なんと週1回の研究日にも他の病院で出張手術をしたり、近所の病院にも出張手術をしていることがわかった。
本当に手術が好きな先生である。
そればかりではない、前も書いたように脳血管撮影から周術期管理まですべて一人でこなしている(ときどき内科や救命部の先生が助けてくれているようだが)。
目指すは、神の手をもつマルチ脳外科医なのだろうか?
そんな先生でも、外来診療だけは苦手のようである。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
先週の当直時には、「80歳男性、喘息発作」であるという連絡が午前3時頃救急隊よりあった。
喘息発作くらいで、救急隊から連絡がはいるのもおかしいかなと思ったが、当院内科かかりつけであるというので、受けることにした。
血液酸素飽和度も90%をこえていて、そんなに悪くないという。
患者さんが搬送されると、会話はできるし、呼吸音に喘鳴があり発作のようである。起座位もとっていたし、7日前には喘息発作で内科でも処置をうけている
ネオフィリンとネブライザーで何とかなるか?と思い、とにかく治療開始。
ところが、30分経過してもまったく変化ないばかりか、むしろ意識レベルが急速に低下。酸素飽和度は92-93%なのに・・・。
血圧も当初170mmHgあったものが、110mmHgに低下。
呼吸はあるが 、呼吸が胸と腹の動きがおかしく、いわゆる奇異性運動である。
外来には、検査機器もなにもなく、検査技師を呼ぶとしても時間がかかる。
緊急気管内挿管も考えたが、顎が小さく口もあけるのもどうか、
鎮静剤や筋弛緩剤を使っての挿管もあるが、血圧が低下しているし医者1人、看護士1人ではとても対応できない。
また、考えたらそんな薬剤もこの救急室にはおいていない。
2次当番医に連絡したほうが早いと思い、すぐに連絡。
しかし、「ベットが満床で受けられない」と眠そうな声で当直医が返答。
議論しても埒があかないので、次の病院へ・・・。
すると今度は、「なぜ二次当番医にあたらないのか!」とお叱りをうけ、
理由を説明すると、今度は「病棟の状況を把握するので再度連絡する」ということになった。
待つこと5分くらい、その間患者の血圧は70mmHgにまで低下。
これ以上低下したら、昇圧剤を使うしかない・・・。
そして、受け入れOkの連絡をもらい、20分先の救急病院へ搬送となった。
その病院では、私よりも若そうな先生方が数名。
当直のトップとおぼしき医者も若い。
紹介状をチェックし使った薬をチェック、やった検査も質問されたが、もともと内科の患者であることや20-30分の間に状態が一気に変化しており、すべてを把握しているわけではないにもかかわらず、いろいろな尋問をうけ、いやみっぽいこともいわれながらの数十分。
いいたいことはいろいろあったが、若くても医者がたくさんいるほうの言い分に従うしかない。
それでも、夜中にうけてもらったのだからと思い、多少、口の悪いのもありがたく受けた。
帰りの救急車内の車中で
搬送してくれた救急隊も、私に同情してはくれたが・・・。
「当番医に最初から搬送してくれればよかったものを・・・。」
そんな気持ちを察してか、救急隊の隊長は、
「受けていただいて、本当にありがとうございます」と一言いってくれた。
でも、私が当直医として不在だった間は、院内には医者が一人もいない状態になる。
問題多い体制ではある(待機医師はいるけれども・・・)。
結局、この患者さん、気管支に肉片のようなものがつまっており、気管内挿管時にそれが飛びでてきたという。
その後は、一気に呼吸状態は改善したらしいが、患者さんの意識レベルはよくないようである。
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)