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ある脳外科医の先生の話3

kocchan / 2007.11.06 09:38 / 推薦数 : 0

非常勤で手伝いにゆくある病院の脳外科の話のその3である。

脳外科医が1人になってしまって、約半年たっているが、忙しさは相変わらずである。

「医師以外のスタッフがそろっていれば、一人でやろうと思えばできるものなのか?」

と思っていたが、さすがにそうもいかなくなってきている。

この10月から11月にかけて脳卒中患者がどんどん入院してくる始末。

脳動脈瘤の破裂で、緊急手術をやらなけれないけない機会が増えて、手術はこなせていてもそのあとの術後管理に十分な手がまわらない状態になってきていた。

そのため術後トラブルも数件あり、もはや一人では太刀打ちできない立場になりつつあった。

無理に患者は受けないほうが良いだろうと思うが、そうもいかない様子。

 

 

「一人この病院に就職したい」と希望した方もいたが、専門医でないため採用しなかったようである。

最近は、その矛先を私にむけるようになり、「先生に来てもらえればありがたいのですが・・・」と行くたびに言われるようになった。

集約化などと言われる時代であるから、そのほうが理にかなっているか?

でも、そうなるとこの地域は、首都圏から遠いし、富士山も遠くである。

今の住まいからは通うには厳しい。

単身赴任というかたちをとるしかないが、ほとんど病院のなかで暮らす毎日になるだろう。

ハードな毎日になることは目にみえている。

そんなことを思うと 

先生には申し訳ないが、「あまり長居はできないか?中途半端に私がくるから、がんばってしまうのかもしれない」

でも、それなりの腕をもっている先生でもある。しかも近辺の脳外科病院もあまり難しい手術には手をださない傾向にある。

当然、積極派のこの先生に患者は集まってしまうようである。

 

はたしてこの状態で、いつまでもつのだろうか?

 

無医村地域ではないのだから、周囲の病院が、患者獲得に乗り出せばよいのだろうと思う。

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本当に身につまされるお話しです。わたしも、まだ手術ができる状況にありながら脳外科医を辞めてしまったので申し訳なく思っています。
でも、状況の根源はは医師個人の熱意というよりは日本の社会構造の問題です。
どこまで頑張るかということも重要ではありますが、自分の健康や家族の生活は犠牲になりますからね。基本的人権が障害され続けるのでは限界がきてしまいます。少しずつでもいいから解決の方向に向ってくれることを期待しています。
written by ossann55 / 2007.11.07 08:49
おっしゃるとおりだと思いました。
いつもコメントありがとうございます。
お返事おくれました。

でも、脳外科の先生は、がんばってしまう先生が多いほうですよね。
written by kocchan / 2007.11.13 22:38

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