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< ある脳外科先生の話 2 | メイン | 未破裂動脈瘤 >
今では手術とほとんど縁がなくなった私だが、総会に参加した。
エキスパートの先生方や神の手をもつ言われる先生方の手術ビデオを午前午後にわたって見続けた。
「メスをにぎることはない」と思うのだが、手術の感覚くらいは頭に焼き付けておきたかったから。
そして、エキスパートの先生方が主張する手術のスタンダードを見たかったからである。
ひさしぶりにみる術野、手術もきれいである。
先生方の事細かな説明。
初心者にも本当にわかりやすく説明してくれる。
今の脳外科の先生方は恵まれていると思った。
でも脳外科をめざす若い先生は減っているという。
一昔前は、こんなところまで教えてくれるような学会の雰囲気はなかった。
というか、スタンダードな手技というものがなく、皆が試行錯誤の状態だったのかもしれない。
自分のやり方が一番良いと思っていた。
でも、今はだれもが認めるスタンダードな手技がある。
その存在事大がすばらしくもあり、恵まれているとも思った。
神の手をもつF先生がおしゃっていた。
「世界からみて日本には、手術をきれいにおこなう先生方が多い」 と。
それは日本の先生方が、良いものを柔軟にどんどん取り入れて、自分の手技に改良を加えていったからだという。
確かにいつまでも、古いオーソドックスな方法だけに固執してはいけないのだと思う。
自分のやり方が一番だといって誇る時代も終わった。
そんなことを感じながら、学会会場をあとにした。
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コメント
コメント一覧
アメリカで気管切開が出来ると言ったら驚かれました。
日本の脳外科医が多い、少ないを論ずる前に日本と諸外国の仕事ぶりはかなり違うと思います。
その前提の上で話を進めないと焦点がボケてしまいます。
でも、機器展示場の顕微鏡の画面が素晴らしく明るくて綺麗なのには驚きました。数年間で随分進歩していますね。もう一度手術をしてみたい気持ちに一瞬だけなりました。
確かに脳外科の手術機器の進歩はすごいですね。
でも、こんな機械のお世話にならないような生活や
神の手をもつ先生には悪いですが、そのような先生のお世話にならないための医学も必要だと思う今日この頃です。
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