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私の大学病院勤務時代のこと

kocchan / 2007.04.10 09:17 / 推薦数 : 0

地域の大病院(500床クラス)においては、あまりにも多くの患者が集中するため、紹介患者以外は受け付けない方針をとるようになってきた。または、満床を理由に患者も必要な患者以外はみない方針をとりはじめている。

 私が大学の付属病院に勤務していたときのことを思いだしてみる。

 大学病院で週2回の外来診療をやっていたときは、午前中だけでも 平均40名以上の患者さんをみなければいけなかった。午前9時からはじめて、ほとんど息つく暇もなく、11時30分終了の外来が、毎回13時すぎまでかかる。初診も再診もいっしょに一人でこなさなければいけないし、他科の依頼患者もみなければいけななかった。

初診の患者さんは予約なしで受け付けるが、予約患者さんを優先するので後回しになる。ときどきトラブルの原因にもなったが、予約患者さんを待たせるのはまずいということで、そのような方針をとった。単純計算で30分以内に10名の患者さんをこなすペースである。まさしく3分診療であるが、再診の患者さんならばこなせるのである。でも、実際は難しく、患者さん出入りの時間や話がちょっとでも長引くと11時30分は簡単に超えてゆく。

そして、予約なしの初診の患者さんになると、20分から30分くらい必要になるので、初診の患者さんが入ると午後に診療時間が食い込むことになる。

午後には、病棟の処置や検査や手術があるので、これだけは避けたいところだったが、かなり患者診療に無理があった。さほど大きなトラブルがなかったことが不思議なくらいである。 

昼食は、午後1時すぎか2時ころ、検査があれば食事なしでそのまま検査へということもあった。しかも、時間がないので5分以内で食べることを要求されることが多く、それが美徳のようにすらなっていた。だから、早食いによる後遺症(逆流性食道炎)はいまだにのこっている。 

 そんなことを思えば、予約患者しかみないとすることは、当然の成り行きかもしれない。再診患者さんであっても、じっくりと患者さんの話に耳を傾ける時間があったほうがよい。

とにかく地域の大病院の先生方にはがんばって欲しいところである。 

 



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