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抗加齢医学会主催の講習会に参加してきた。
何度か参加してみたが、内容は興味深いものばかりではあるが、多くの課題が残っているのも事実である。
病気を予防するという観点は大切であるが、「アンチエイジング」となると 病気というレベルのものでなくなる。健康人も何らかのアンチエイジングのための対策が必要になる。
加齢現象をおこしてゆく体に対してどのようなことをやれば、健康寿命をまっとうできるのか?
その大きなテーマに対して、まず私として取り組めることは何かを考えてみる。その一つが 脳血管障害の予防ということになる。これは私が、脳血管障害の患者をみる機会が多いので、必然的に取り組むべき課題になっている。
脳梗塞ではtPAの使用成績が取り上げられ、脳梗塞の治療成績も変化しつつあるのかもしれない。(数字的には、期待したほどの効果があがっていないようだが?)
また、特に脳血管障害についての脳外科の手術もスタンダード化するとともに、脳血管内治療も発展してきている。
これらの様々な治療は魅力的ではあるが、できればこのような治療の世話にはなりたくないのが多くの人たちの考えるところであろう。
しかし、現状は悪くなってから治療するのであり、見つかってから何らかの処置をしてゆくのである。この流れに歯止めをかけたいところである。
そんなことを思い脳ドック学会にも所属しているが、はじまりのきっかけは未破裂脳動脈瘤をみつけて処置するところにその目的があった。
しかし、ドックといった場合の社会的なニーズは、動脈瘤のみに終止するものでもなくなってきている。
画像診断的なものも必要だが、脳梗塞や脳出血、認知症の予防も含めた脳の病気全般がその予防対象になってゆかなければいけない。そのためのパラメーターとなる検査がまだまだ足りないし、遺伝子診断も含めた何かを見出していかなければいけない。
未知のことがあまりにも多いということは、今後様々な形でその未知なるものに取り組まなければいけないことも意味する。
田舎で平々凡々と医療をやっているが、ここでどれだけ予防についてやってゆけるのか?難しさのほうが大きいが、大学 医局をやめてからの私の仕事としてとりくんでいる。
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