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< 最近思うこと | メイン | 酩酊状態の患者さん >
最近、意識障害があると何でも脳外科疾患と考えて転送しようとする方々がいるがどうかと思う。
「脳震盪ではないか」ということでうけた症例。
たしかに、見当識障害がつよく、同じことを何度も繰り返して聞く、ついさきほどのことも忘れる健忘症もある。その状態が2時間経っても同じだという。確かに、脳震盪にしてはおかしい。頭部CTでもなにも所見はない。
熱を測ったら39度近くも上昇している。
よく聞くと体がだるい、喉も痛く、その日の朝から調子が悪かったという。インフルエンザではないか思い、調べてみたら陽性である。
インフルエンザ脳症の可能性もあるので、転院になった。
インフルエンザ症例をもう一つ。意識を失って倒れていたという高齢者の方、今は意識清明。起立性低血圧のようなものかと思ってうけたら、熱が38度くらいあり、食事も十分たべられず、起き上がったらフラッとしたという。
これも、あとで調べたらインフルエンザだった。
次はいつもと様子がおかしいという家族の情報から、脳外科に連絡をいれてきたケース。もともと糖尿病があってSU剤ものんでいる。内科でみているにもかかわらず意識障害ということで私のところへ。低血糖だろうと思って、デキスターで測定するとlowを記録。ブドウ糖を注射して内科へ。
意識障害で脳神経疾患と関係があったものは、半分くらいだろうか?もっと少ないか?
ここにきて内科疾患と意識障害の関わりをよくよく勉強しなければいけない破目になっている。
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