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脳ドック2-面接時の出来事

kocchan / 2007.02.05 16:52 / 推薦数 : 0

昨年12月と今年の1月の2回にわたった当院での脳ドックも無事終了した。約40名が検査をうけて、検査結果の報告および面接も終了した。

わずかな数であるが、脳動脈瘤がみつかった方が1名。この割合だと、脳動脈瘤の見つかる率が約2.5%ということになる。

おおよそこんなものだろうか?

昨年は、検査結果のプリントを先に郵送したので、4名ほど面接に来なかった。そこで、今年は面接を先に実施して、その後に郵送というかたちにした。

また、面接は一般外来の合間合間におこなうことになり、トラブルがなければと思っていた。しかし、トラブルはおこった。

一般患者診察が終了して、カルテ書きをしていると外来の窓口にいきなり顔を出して、「いつまで待たせる気だ!!!」と大声をだす方がいた。

外来の看護士も思わずびっくり。

すぐさま、書き物を終えて、面接の準備。

60代の白髪の男性。真っ赤に顔を引きつらせて入ってきた。病院嫌いの印象。問診表では、たいそうな大酒家でもある。酒を飲んできたのか?と思うが、相手は患者ではないからと思い、気を落ち着けて面接結果を話す。

結果をみると、以外にほとんどの検査が基準値内である。MRIやMRAでも異常なし。脈波伝播速度は、年齢よりも良好な結果(50代から40代の血管年齢)。IMTも基準値内。

血圧も低い。心電図も正常範囲内。

それだけではなく、WCSTで脳年齢をチェックしたが、40代後半を示していた。

大酒家だから肝臓も悪いかと思ったが、まったくの基準値内である。

面接内容は、最初におわびの一言をいれる。しかし、すこし言い訳をいってみたりしたあと。「何も言うことありません、検査範囲内では問題がないようです」と話す。本人も満足そうである。

「検査結果の報告書はくれるのか、もらえなければ意味がない」とおっしゃるので、郵送する旨を話す。すると、その返答に不服そうであったので、「すぐにお持ち帰りもできます。」と答えてしまう。ここでやめておけばよかったのに、なぜ面接がさきになり、結果の報告書があとになったのか理由を言い訳がましく説明してしまった。

すると「検査を受けながら結果を聞きにこないような変な人間がこの近辺にはそんなに多いのか!」とそんな言い訳するなとばかりにお怒りになって出て行った。

検査結果は、あとをおった看護士により無事わたすことはできたようだ。検査を受けた日は、すなおで普通の人だったという。

互いに不愉快な思いをしたが、私が血気怒気に走って言い訳を言ってしまったのが失敗であった。

学問的な論争の場でもある学会発表では、学問的な反論を受けることはよくある。だいたいの医者は、それなりに調べてきたのであるから反論されたら、その反論を述べる。それが常しプライドもあるから否定されると必ず言い訳をする先生も多い。「おっしゃるとおりです」といいながら、別のことをいう先生もいる。そうやすやすと相手のことを認めない。そのような習慣をもっていれば、相手に頭を下げることなどなかなかできないものである。

こちらに間違いがあった場合ですら、そうなってしまう。

今回の私の対応はそれに似たものとなってしまった。

こちらに非があればすなおに認めて頭を下げる謙虚さが大切である。そのようなときは、相手の過ちを見つけて非難しようという姿勢はみせてはいけないと感じた。

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