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以前もアップしたかもしれないが・・・。
脳神経外科を標榜すると、神経の病気はなんでもみてくれると思う患者さんは多いようだ。都市部の患者さんには、その点理解はあるが、田舎ではそうはいかない。
田舎では、神経科を標榜する病院や精神科を標榜する病院がすくないことも原因だろう。また、精神科に通っているとなると近所にすぐ知れ渡るのも田舎での特徴である。
そうでなくても、この田舎では、患者自身がこの病院の職員の近所の人だったり知り合いだったりする可能性が非常にたかい。
ところで、このような事情をかかえているため、明らかに神経科いかかったほうが良いと考える患者さんが来院する。神経科をすすめてもこちらに来る方もいるため、神経科でも勉強しておけばよかった(そんな簡単なことではないが)と後悔している。
このまえも、17歳の高校生が、パニック障害のようになって運ばれてきた。みたら手首にリストカットのあともある。ここしばらく憔悴しきっていて夜も寝ていないという。
こちらに来たときは、意識障害であるが、寝ているかんじである。本人は一言もしゃべらないので話の聞きようはない。神経科の通院暦もあるが数年前のことで、そちらに転院と思ったがかかりつけの神経科病院は遠いし入院施設もない。どうしようかと思っていると、患者のお母さんが当院の看護師さんと知り合いであることがわかった。
そのこともあったので、私がとりあえず診ることになり、詳しいことはその看護師さんに当人やその母親のことも含めて情報をもらった。
おかげで多くの情報をもらい薬物療法も含めて、解決の糸口はみつかってきた。私一人ではとても得られない情報も、このような地元ネットワークのおかげで短時間に糸口が見つけられたのはありがたいことである。
でも、精神神経科の患者さんは、一人一人に時間が費やされるので、できれば脳外科にはかかってほしくないものだ。
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