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Doctors Blog

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正しい病院選び?

kocchan / 2006.12.13 12:23 / 推薦数 : 0

昨日は当直だったが、急患の方がこなかったので、フジテレビの医者や病院を批判する番組をみた。

この手の番組は、じっくりとみたことがなかったのだが、まさかこんなに内容が薄くてひどいとは思わなかった。

「陣痛促進剤を使って出産日をコントロールしている」という話。

「心臓カテーテルによる血管内治療中におこった事故を病院ぐるみで隠蔽したが、良心的なある医師の鑑定書により事実が解明され敗訴した話」(白い巨塔の後編のような話)

「抗がん剤の使用方法を誤った某大学病院の話」

「入院2ヶ月で寝たきりになった患者さんが、無理やり転院させられた話」

 そのほか、コメンテーターや芸能人の方々がうけた、病院や医師の対応のまずさや批判など数多くが語られ、最後に問題のないお勧め病院が紹介されていた。

 「問題のある病院はほんの一握りだ」とは言っていたが、病院にかかっていやな思いをした人も多いし、患者さんにとって体験したことはそれがすべてである。あれだけ、悪口の数々を言い続ければ、日本の病院にかかる人はいなくなるだろう。客観的にみていても、病院にかかりたいとは思わなかった。

また、お勧め病院からもれてしまった病院は悪いのか?

お勧め病院が本当に大丈夫と言ってよいのか? 

また、私がひどく憤慨したのは、SAHで寝たきりになった老人の方を2ヶ月で転院させられ、病院を転々と移動させられて設備のない病院で亡くなった話である。

可能ならばすべての病院が、自己完結型で急性期から慢性期まで対応できるようになればよいだろう。しかし、それだけの余力をもている病院はないし、医療費削減の現状では理想的な病院を拡大したり格上げすることも、厳しくなっている。しかも、現在は療養型を減らそうという政策である。

可能ならば最後まで見てあげたくても、みてあげられないというのが現状ではないのか?病院の対応がよくないで済む問題なのか?

 すべてを病院や医師の責任にしてしまうのは、簡単な話ではある。医療行政を担う為政者にとっては好都合の番組だったに違いなかった。

 

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