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ある大病院の対応

kocchan / 2006.12.05 14:03 / 推薦数 : 1

先日、当院では対応できないある患者を近くの大病院に転送したときの話である。

そこの病院に電話でお願いしたところ、「当院に何の目的で転院するのでしょうか」という質問にはじまり、根ほり葉ほり患者の状態やデータや画像の状態を聞かれ、欠落している検査項目はどうなっているのか聞かれ、さらに、診断はそれでよいのか否かのディスカッションをしながら、とりあえず受けてもらえることが決まった。転送後の病状は、患者の家族が口頭で伝えにいらした。

こんな話もある。夜間に当院で対応できない患者をその病院に転送しようとしたら、電話で同じくディスカッションとなり、こちらがおれて、しばらく様子をみることになった。結局、どんどん患者の状態が悪くなるので、再び相談したら、「どうぞいらしてください」ということになったものの、転送後「なんでそんなに悪くなるまで放置したのか」 という返事があったそうな。もとを正せば、原因はその病院の対応である。

このような話も聞いてしまい、二度とこの病院に患者は転送したりはしない決意をかためた。 こちらも大変ではあるが。

 その数日後、その病院より「2次救急以上の依頼は、当番日以外はおこないません」という通達がなされた。理由は、医師があまりにも多忙で体不調になったということであった。体不調というより精神的にも不調になったに違いなかった。

 かつては、私も同じような立場に立たされたが、他院の先生からの依頼は、どんなものでも断わらなかった。どんなにつらいとしても、外の医師にやつあたりするのはよくないと思う。当院には最新の医療設備はない、医師を含めた医療スタッフが少ない、特に夜間の体制には多くの問題をかかえているため、すべてを受け入れられないのである。大変な思いをしながら日常の医療勤務をおこなっている医師がいたるところにいることを、その大病院は気づいて欲しいものだ。

 

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