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医局で一緒に働いた先生の机の上のものがだんだんと少なくなり、ついに昨日すべてのものがなくなった。
「先生長い間お世話になりました」と、いっしょに働いていた脳外科の先生がお別れの挨拶をいただく。
話やうわさは聞いていたが、10月に入ってから辞めるのかと思っていたら、26日の退職である。
そんなにはやく、この病院をやめたかったのか?
脳外科医2人と1人ではえらい違いがあるが、今後の入院患者の対応などについて検討しなければならなくなった。
そんなこんなで医局で腰をおろしていると、窓の外に虹がみえる。
「先生、虹です」と若い内科の女医さんが、写真をとっている。
「こんな田舎にでもいないと虹はみれないね」と、女医さんの姿が子供のようでほほえましい。
その日予定していた、MRとの夕食をまじえての説明会も、私一人の参加となり、ぼやきをMRの人に聞いてもらう。
自宅に帰ると、妻と子供はお休み中。
なにか淋しい1日であった。
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